平成22年6月4日
最近、夕方の早い時間の通勤電車が、従来よりも
随分と混むようになりました。
年配者や女性だけでなく、働き盛りの中年や若い男性も
目に付きます。
不況のせいで、残業がないためなのでしょうか?
ところで、今日の朝の通勤時も、電車がヤケに混んでいました。
そんな中、白い杖をついた目の悪い若い女性が乗ってきました。
優先席の方に行くので、当然誰かが譲るだろうと思っていましたが、
誰も席を譲ろうとしません。
そのうちに、長椅子の真ん中当たりに座っていた中年の女性が
席を立って、目の悪い女性を席まで案内したので、
一安心でした。
若い者が、年配者、障害者をおもんばからないことが特徴の
この時代は、電車の中でも年配者や肉体条件の悪い人などへの
配慮をする人は、殆んど見られません。
老若男女を問わず、あたかもみんなが「兎も角、自分が楽する」
ことにキュウキュウとしているかのようです。
だから、席が空けば、他人を押しのけても自分が座ろうとします。
昔のような他人の目を意識した奥ゆかしさなどチョッとも
感じられません。
いつも回りへの不満ばかりを言っているようですが、私が特に
目を凝らさないでも普段の生活の中で、こんな様子が目に
付いてしまので困っているのですよ。