みんな、お待たせ。今日は、「火の国・湯の国紀行」の続編だよ。

 

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 えっ?せん

とくん、何だって?…お父さん、何が「みんな、お待たせ」なの?

 お父さんの、くだらないブログなんて、誰も待ってやしないよ。

 そんなくだらないブログが、かろうじて持ってるのは、ぼくが、フォローしてあげてるからなんだからねって?

 

 コラ、せんとくん。あんたは、また、余計なツッコミをして…。

 それに、あんたのは、フォローじゃなくて、ただの悪口でしょ。

 だいたいあんたは…。

 

 えっ?だから何?…お父さん、ただでさえ遅れてるんだから、そんなこと言ってるヒマがあるなら、さっさと始めなよって?

 

 うるさい。あんたに言われなくても始めるよ。

 

 

 それでは、いつものように、前回までのお話の紹介からするね。

 

 「火の国・湯の国紀行~緊急(?)生中継 」(2016年9月29日更新)

 「火の国・湯の国紀行~別府ロープウェイ・鶴見岳編 」(2016年10月1日更新)

 「火の国・湯の国紀行~別府ロープウェイ・鶴見岳編 その2 」(2016年10月2日更新)

 「火の国・湯の国紀行~別府ロープウェイ・鶴見岳編 その3 」(2016年10月4日更新)

 

まだ読んでいない人は、こちらから読んでみてね。

 

 さて、別府ロープウェーで鶴見岳に行った後は、バスで次の目的地に移動。

 ちなみに、バスに乗るときは、

 

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1日フリー乗車券を使ったよ。

 1日バスを使って移動すると、交通費も鈴木奈々chanバカにならないから(って、それ間違うか?)、1日バスで移動するならこの1日乗車券をおススメするよ。

 その1日乗車券には、

 

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路線図もついていたよ。 

 

 

 閑話休題。午後からは、地獄めぐりをしたよ。

 まずは、別府地獄組合の7つの地獄の共通観覧券を購入する。

 

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 この観覧券で回れるには、海地獄、鬼石坊主地獄、かまど地獄、鬼山地獄、白池地獄、血の池地獄、龍巻地獄の7地獄ね。

 もちろん、1つずつ観覧券を購入することもできるけど、1つずつ購入するよりも、セットで購入したほうが安くなるから、全部回るつもりなら、共通観覧券の購入をおススメするよ。

 

 最初に行ったのはこちら。

 

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 海地獄だよ。

 海地獄の特徴は、このコバルトブルーの美しい地獄…「地獄」につけるには、変な形容詞だけど、それしか言いようがないからね。

 

 その海地獄に入ったところには、こんなものがあったよ。

 

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 湯気が出ていたよ。

 ちなみに、この湯気は、98度あるから、絶対に触らないように…さもないと、地獄を見ることになるからね。

 

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 えっ?せんとくん、何だって?…お父さん、「この湯気は、98度あるから、絶対に触らないように」って下にデカデカと書いてあるから、そんなこと一々言わないでも、触る人なんていないでしょ。

 それに、「さもないと、地獄を見ることになるからね」って、その地獄を見に来たんじゃない…お父さん、何言ってるのって?

 

 コラ、せんとくん、あんたは、また余計なツッコミをして…。

 それに「地獄を見る」の意味が違うでしょ。

 

 その海地獄に入ると…

 

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地獄とは思えない、美しい池があったよ。

 

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 えっ?せんとくん、だから何?…それより、お父さんは、日頃の行いが悪いから、死んだら地獄に行くわけだし、何も生きてるうちに、わざわざ地獄に行くことないんじゃないのって?

 

 そうだったね。お父さんは、行いが悪いから死んだら地獄に…って、コラ、せんとくん、何を言わせるの。

 ったく、それ、あんたにだけは言われたくないよ。

 

 海地獄と言えば、冒頭でも紹介したとおり、コバルトブルーの地獄が有名だけど、実は…

 

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赤い地獄もあるんだよ。

 そして、その前には地獄の番人が…

 

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…って、あんたかい。

 ったく、あんたは紛らわしいことするんじゃないの。

 

 この海地獄にはこんなものもあるんだよ。

 

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大鬼蓮ね。

 大鬼蓮がどんなものなのかは、上の説明を読んでみてね。

 

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えっ?せんとくん、だから何?…お父さん、説明の文章を、写真に撮って載せるだけって、何、説明、手抜きをしてるのって?

 

 コラ、あんたは、また余計なツッコミをして…。あんたは、そういう余計なことを言うんじゃないの。

 

 それでは、大鬼蓮の温室の中をさらに紹介していくね。

 

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 こちらが大鬼蓮の花ね。

 

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池の奥のほうは、こうなっていたよ。

 

 それでは、いよいよコバルトブルーの美しい(?)地獄を紹介するね。

 

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 この海地獄が、コバルトブルーなのは、温泉中の成分、硫酸鉄が溶解しているからなんだって。

 

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この海地獄、コバルトブルーで、一見涼しげにも見えるけど、実は98度あるから、間違っても入ろうなんて思わないようにね。

 

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 えっ?せんとくん、だから何?…お父さん、地獄のまわりには柵もあるし、至るところに、危険だから中に入らないようにって書いてあるから、入る人なんて、いるわけないじゃない。

 それなのに、「間違っても入ろうなんて思わないようにね」なんて、お父さん、バッカじゃないのって?

 

 うるさい。ったく、あんたは、一々そういうツッコミをするんじゃないの。

 

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 この海地獄は、1300年前に鶴見岳の爆発によってできたものなんだって。

 「豊後風土記」に「玖倍理湯」という記載があるけど、これがまさに海地獄のことなんだって。

 

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 その後、自然の神秘的な力で、このような美しいコバルトブルーになっていき、その様子から、いつしか「海地獄」とよばれるようになっていたんだって。

 

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 この「地獄」の正体は、実は温泉なんだけど、ではどうして温泉が「地獄」と言われるようになったのかというと、今でこそ、コバルトブルーの色をしているけど、海地獄ができたころは、突然黒い熱湯が噴出して、人々を近づけず、木々を枯らしていたんだって。

 それゆえ、人々から忌み嫌われて、誰も近づかなくなったために、時代を経て「地獄」と称されるようになったのだとか。

 

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 その誰も近づかない地獄を、明治になると、観光地として整備していき、やがて、油屋熊八の考案により、ガイド付きの観光バスを走らせることになった…実は、これが日本で最初の観光バスなんだって。

 

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えっ?せんとくん、だから何?…それより、お父さん、この下手くそな写真は何なの?

 ここは、海地獄のハイライトだって言うのに、こんな下手くそな写真じゃ、読者に海地獄のよさが伝わらないじゃない。

 それに、説明もどこかの案内をパクってきたものだし、お父さん、やる気あるのって?

 

 コラ、せんとくん。あんたは、また余計なことを言って…。

 やれやれ、地獄に行かずとも、こいつの舌好調(絶好調の誤記じゃないよ)だけで、十分に地獄だよ…。

 

 その海地獄の向かいには…

 

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 大鬼蓮が浮かぶ美しい池があったよ。

 実は、この池にも海地獄の源泉を流して、温度を上げて、熱帯性の蓮が枯れないようにしているんだって。

 それでは、庭園の池に浮かぶ大鬼蓮を拡大してみるね。

 

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 それでは、次回は鬼石坊主地獄の紹介をするね。

 

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 えっ?せんとくん、だから何?…お父さん、結局海地獄の紹介で終わりなの?

 地獄だけでも、まだ6つ残っているわけだし、ましてや「火の国・湯の国紀行」は、まだまだ先が長いんだよ。

 このペースでいってたら、最後まで書き上げるのはいつになることやら…。

 

 うるさい。あんたは、最後まで余計なことを言うんじゃないの…。