んあ~~ 野良猫のケンカ声 に起こされた・・・・(つД`)こしこし
おかげで、いいところで夢が終わった。
$・・・この先生キノコるには。-家5
・・って、あれはてなマーク  その 「いいところ」 も思い出せねえ。
そんな訳で、細かいところが妙に具体的な今回の夢のお話。
私の中の ドリームランド の姿を垣間見る。
ーーー

■ あの家へ帰る
その家は以前にも夢に出てきている。
私の 夢世界 にある 何軒かの家 のひとつである。

前回に訪れた時、私はこの家を 手放す事にした夢の中の顛末 を見ていた。
家の掃除をし、裏にあるゴミを運んで
雨戸を閉め、玄関に鍵をかけて車に乗って後にしたのである。

だが今回、再びかの家へ 戻る決心 をした自分がいた。

木造平屋 建て、南に向かって4車線ほどの広い道路に面しており、
道路との間には地面が見えるちょっとしたスペースがある。
屋根は 臙脂(エンジ)色 の赤っぽい瓦ぶき。
外壁は波トタンで、雨が降るとパラパラとよく雨音が響く。

風呂場 と トイレ が妙に広くなっているが、
私はその広い ステンレス浴槽 の風呂が気に入っていた。
ちなみに、トイレは元は 和式 だが、前に住んでた折に 洋式 に替えた。

北となる家の裏手には網目入りビニールトタンで囲った狭い勝手口があって、
ここに置いた洗濯機の上には よく野良猫が寝て いる。
塀越しに見える隣家も似たような造りだが、その庭は広く手入れされた日本庭園風だ。

$・・・この先生キノコるには。-家1
 : その家の大まかな間取り。右側の上下二つの部屋は畳だと思われる。
 : 似たような画像をググってきた。 見た目は違うが、位置関係はこんな感じ。


トラックに乗って到着すると、周りの様子も 随分変わって いた。
家の西側には 十数階建てのマンション が出来、通りの向かいには コンビニ らしきものがある。
東側にはゆるい下り坂が続いていて、近くに 現れた川 へと向かっているようだ。

家の前で荷物を運んでいると、隣のマンションから出てきた 老婦人 に話しかけられた。
話の内容はよく分からないが・・・、彼女の申し出を私は 悩んだ末に断った ようだった。
外が暗くなる頃には荷物も運び終わり、テレビをつけ、布団を広げる。
あとは・・・、風呂に水を出しておいて沸かすのを待つのみっと。

そうだ、明日は近くの マンガ喫茶 に寄ってみよう・・・・。
(まだ行った事は無いが、あるのは 確信 していた)
ーーー

■ ケーブル路と橋にて
家へ行くのに前後して、私は付近に 新しく出来たであろう場所 を通っている。
$・・・この先生キノコるには。-家2ひとつは山道から開けた渓谷に出た 川のほとり 。

緑の深い山の間に、濃い蒼の水が流れる大きな川があった。
渓谷はいくつにも分岐しており、それらを縫う様に
奇妙なケーブル がはられた移動手段が用意されていた。

逆三角形に配置された 3本のケーブル 、
それが横 二列になって 支柱の両側に固定されている。
川に突き出た足場には私以外にも数人の男女がいて
順次、出発していく・・・。

出発と言っても乗り物があるわけではない。
ケーブル を 手で掴んでぶら下がった状態 ですうっと動いてゆくのだ。
不思議な事に登りでも速度が緩む事はない、つかんだ手も熱くはない。
また、なぜか支柱の接合部も 手がすり抜けて 当たる事もない。
山々の間、川を横切って、高い所を私達は ケーブル路 で滑り行く・・・・・。

$・・・この先生キノコるには。-家3もうひとつは、家の近くの川にかかっている 狭い橋 。
骨組みは 鉄製 のようだが、手すりは 木製 である。
橋の路面は目の細かい金網のようなもので、橋の下が透けて見える。

そこへ差し掛かると既に人や車が順番を待って列を作っていた。
車では一台が 通れるかどうか の幅しかないので、
両方向から交互にやりすごしつつ渡っている。
私は トラック なので横幅もいっぱいいっぱいのようだ。
はたして 無事 に渡れるだろうか・・・・・はてなマーク
   夢END
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■ 解説のようなもの
今回は私の夢によく出てくる 『街シリーズ』 の一つの姿である。
なんとも言葉にはしにくいのだが、見かけや風景は変っても 同じ夢世界の一角 に存在しているらしい。
私がリアルで体験した情報が、時間と距離を再構成され、一つの 『街』 として登場するのだ。
$・・・この先生キノコるには。-家4
例えば・・ 鉄道の路線図 を思い浮かべて欲しい。
実際の距離や方向は無視されているが・・・
全体として位置関係は 幾何学的法則 で表現されている。
必要なのは隣に 何があるか であり、
路線の地理から想像される 全体のバランス なのだ。

リアルから受けた印象というバランスで再構成されたもの、
それが 『夢の中の街』 なのだと表現できるのかもしれない。

子供の頃は当然ながら近所と幼稚園を結ぶ 単純な世界 だった。
それでも、途中に実際には存在しない 墓地 やら、喫茶店 やらがあったが・・・。
やがて 自転車の行動範囲 に広がり、そして 車の範囲 へと広がってゆく。
見知った 「通り」 や 「店」 が加わって、夢で訪れる場所も増えていった。
一度きりの場所もあれば、何度も行った場所もある。

しかして不思議なのは・・、リアルが反映されたものに混じって
まるで自分の想像力が関与してないような モノ も大いに混じっている事だ。
だからこそ、夢は面白い (*´∀`)クラッカー

ちなみに・・・・
今回の家から大通りを西に進み、三叉路を南東へ曲がった先、宅地造成されている辺りに もう一つ家がある 。
こっちでは 猫を飼って おり、コタツと広い土間のある一軒家だ。
また、ここからはかなり遠く、南西にある商店街裏に 小さいアパートの一室 を借りてもいる。
他にも何軒か 夢世界の拠点 があって、再び訪れるかもしれないし、自然消滅するかもしれない。

また機会があれば 『街』 について書く事もあろう。
次は何が出てくるやら・・・・私も楽しみである。
   END
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