今年初の○○した ブログネタ:今年初の○○した 参加中

改め・・・、改めて、 明けましておめでとうございます。(*´∀`)
この 『夢日記シリーズ』 もこんなに続くとは思ってませんでしたが、
初夢を書く機会に恵まれるまで到達できて感無量であります。
本年もどうか、おつきあい下さいませ。

また、ブログネタに便乗しまして 今年初の夢日記第一回 という意味でもありがたい事です。

さてさて、今年の 初夢 はかなり ボリューム がありまして、
朝方、なんとかメモったものの、細部にいたっては欠落しているシーンもございます。
そのメモを頼りに書き起こすも、何日かかってんだか (つД`)あせる
夢の中では一貫したストーリーが続いてたはずですが・・・
そこはオムニバスストーリーのような感覚で読んでいただくとよろしいかも知れません。

いざ、本年も にぎやかな夢世界 へとご案内いたしましょう 夜の街|・ェ・)ノ
ーーー

$・・・この先生キノコるには。-初夢1■ 逃避行の二人
私は彼女と二人 で野菜を買いに来ていた。
都会の裏路地のような、雑多な建物が交じり合う。
狭いながらも、通りに縁日のような店が並んでいる。
人出もけっこうあって、さながら祭りか初詣のような印象だ。

私達は方々の店を見ながら気に入った物を買って
持っていたコンビニ袋につめてゆく。
それは とても幸せなひととき・・・
だが、何者かが人ごみの向こう側から迫って来るのを感じ取り、
ここから 逃げなければならない という事を悟った。

路地を曲がり、大通りの方へ向かうと、あれだけ居た人がふっとかき消える。
8車線ほどもある 広い道路はまるで早朝のように 静まり返り、行き交う車も消え去った。
朝なのか夕なのか分からぬトワイライトの空模様の中、私達は行き場を求めて 歩道橋 へと駆け登る。
あせる気持ちの一方で、見下ろす 街路の明かりが綺麗 だと考えてもいた。

歩道橋の中ほどまで来ても、あの迫ってくる気配は一向に消えない。
まもなく アレ はやってくるだろう。
っと・・・、轟音が足元に響く。
巨大な自走式クレーン車が歩道橋の下を通過 しようとしていた。
私は彼女を抱えると、躊躇無くクレーン車の上へ飛び乗ったのだった。

$・・・この先生キノコるには。-初夢2圧迫されるようなエンジン音、吹きつける風、
眼前に広がる果てしない道路を見据える。
彼女をかばうように抱きかかえ、クレーン車の上で屈み込む。
だがしかし、いつまでも ここに居られない事も分かって いる。
次の信号で停まった時に降りようと心に決めた。

まもなく信号にさしかかる。
・・っが、降りるためにはここは高すぎる、
クレーンのアームをつたって 前に行かねばならない 。
彼女には無理だろうと判断した私は、
お姫様抱っこの状態でその震える体をしっかと抱え
幅30センチほどのアームの上に立ち、慎重に前を目指した。
やがて信号でクレーン車が停まったのを見計らい、急いで路面へと飛び降りた。

依然として迫り来る気配が道路の彼方から感じ取れる。
私達は手をとって歩道を駆け出した。
朝なのか夕なのか分からぬ トワイライトの空模様 の中、果ての見えぬ道路の彼方へ・・・。
ーーー

$・・・この先生キノコるには。-初夢3■ 退魔合戦の部屋
そこはホテルのようだったが、
内装は うらびれた温泉旅館 のような感じだった。
ロビーの赤い絨毯と動物の剥製、観光地のポスターや時刻表、
無造作に置かれた民芸品が旅情をかもし出していた・・。

そんな入り口からカウンターを横切って奥の階段を登る。
二階はすぐに畳敷きの大部屋になっており、
襖は外されてかなり広いスペースが作られていた。

既に部屋には 何十人もの者達 が三々五々、場所を確保して座り込んだり何かの準備をしていた。
私は階段近くにいた巫女姿の女性と少し会話をを交わして、部屋の中程から廊下に近い場所に進んだ。
ざっと見回すと僧侶や山伏の装束の者、先ほどの巫女姿や東南アジアのまじない師のような姿の者など
いわゆる 退魔師 と呼ばれる者達が集められているようだった。

私は何も説明を受けてはいなかったが、瞬時に 事情を把握 していた。
ふ・・っと走馬灯のように様々な情景が頭の中に展開されてゆく。
巫女が託宣する禍々しい アレ についての預言。
そこに参加している、とある山伏の背負った 宿命と覚悟 。
まるで・・アニメの山場に入る前に展開される、サブキャラの 過去や心情を描いた伏線 が如く。

(巫女はいち早く事態に気付き、皆を集めたようだった。)
(山伏は「~~流退魔術」の門弟で、床に臥せっている 師匠に代わり 参加した。)
(ある者は継承者問題で負けたものの、これで 実力を証明 したかった。)
(ある門派は取り潰しの危機にあり、 実績を示して 何とかしたいようだった。)


それぞれが、それぞれの思惑でこの場に来たのだった・・・。

$・・・この先生キノコるには。-初夢7っと・・、核心が展開されると思いきや、いざ 「続きはCMの後」 のように
夢の中での尿意 と共に私は一旦、部屋を後にして階下へ戻るはめとなった。
ロビーの片隅には工事現場にあるような 簡易トイレ がポツンと置いてある。
私は迷わずその中へ・・・・。

中から見るとこのトイレ、ダンボール で出来ている。
用を足しはじめるとさすがにダンボール便器はフニャリとなるが、私はお構い無しに続けた。
すると、トイレの外から子供二人のキャッッキャと騒ぐ声が聞こえてきた。
おおΣ(゚Д゚; 悪戯心をもたげた私は、小便の軌道を少し上げてトイレの後ろ壁に定める。
ダンボールは瞬く間に 濡れて崩れ落ち穴が開いて ゆく・・・。
穴の向こうでは子供達が覗き込んで騒いでいる。
なにやら 「雪に小便をして、辺りが溶けてゆくのを見る」 ような気持ちで楽しかった。
(男にしか分かるまいな・・・・)

$・・・この先生キノコるには。-初夢4さて、アニメの クライマックス前のギャグ回 よろしく騒いだ後・・
再び私は二階のあの部屋へと戻っていった。

大部屋では緊迫した空気が流れていた。
巫女は険しい表情で告げる、 「・・・・来ます!!」
やがて天井の一角の空間が歪むと 黒い影 が現れ、
渦を巻いてじわじわと大きく姿を変えだした。

天井に張り付くように伸びてゆくそれは、顔のようでもあり、
動物の姿のようでもあり・・激しく変化し続けた。
中心付近に 赤い目のような光 が出来る頃には、
確固たる圧迫感を伴った黒い雲のような存在となって鎮座していた。

部屋にいた者達、そして私も、各々の武器を構えて対峙する。
決して逃がしてはいけないのだっっ!!
ーーー

■ 悪行の果てに
私達----とは、かの 退魔師集団 の事である。
その仲間の一人の女性が、とある敵対するであろう  に誘拐拉致された。
あの巨大な 呪い を仕組んだのも奴が黒幕のようだ。
私達は 「佐和子 (25/仮名)」 を救出するべく動き出した。
$・・・この先生キノコるには。-初夢5
踏み込んだのは普通のどこにでも有りそうな二階建ての住宅。
その一階は だだっ広いオフィス のようになっており、
蛍光灯に照らされた白い天井がまぶしい。
事務机や書類棚が乱雑に配置された室内の中央には、
少しひらけたスペースがあった。

四方から机の間をぬい  はそこへ追い詰められ
私達はすかさず奴を取り囲んで退路を断った。

仲間の一人が激昂してつめよる。
「佐和子はどこだっっ!!」
奴は唇の端を歪めてニヤニヤとこちらを挑発するばかり。
「このっ」(#^ω^)ビキッ 
・・・・っと掴みかかろうとする仲間を私は目で制し、代わりに歩を進めた。

無言で奴の前に立つと、 無造作に右手を水平になぎ払う 。
その手には何か鋭い短剣のようなものが握られていた。
唇の下辺りに赤い筋が走ると、あごの先を残して 奴の頭部は胴体から吹き飛んだ 。
べちゃりとそのままの状態で床に落ちてなお・・・奴はニタニタと見上げている。
邪悪な術式により、切り裂かれたぐらいでは奴は 死ねない体 になっているのを私は知っていた。

$・・・この先生キノコるには。-初夢6再び落ちた頭部の前に歩を進めると
今度は 真上から眉間の間 へと短剣を振り下ろす。
縦断され頭蓋から口蓋に至る断面が顕になるも、
片方の目はぎょろぎょろとこちらをねめつけた。

「言えっ! 佐和子の居場所はっっっ」
既にしゃべる事はできないようだが、
それでもひゅうひゅうと声にならぬ声で嘲笑する  の断片。
私は さらに左目に短剣をつきたて 、眼球が無くなってもなお
骨を削るが如くゴリゴリと刃先を押し付ける。
「・・・これが最後だ、言え・・・・」
四分の一の頭部となり、眼球も無いが、奴は肉の断面をヒクヒクさせて抵抗の意思を表わした。

どうやら奴は 最後のチャンスさえも放棄した ようだ。
私は手の平をそっと虚ろな眼窩にかざして、しばし後に下へとスライドさせると・・
そこには 新たな眼球が再生 されていた。
「もう、お前にも見えるだろう?」
 が見たのは 部屋中にあふれる亡者 の姿。

ここに居るのは奴に貶められ、追い詰められ、殺された犠牲者達の怨念の姿。
実は・・・ 佐和子 はすでに救出されていたのだ。
かの怨霊達から情報を得て、 声無き告発でこの男を追い詰めて いたのである。
それでもなお、  に聞いたのは最後のチャンスを与えるためだった。
悪行を尽くしてきた奴だったが、せめて最後に自らの口で 善行 を現せば・・・
その 魂が救われる可能性 があったかもしれないのに・・・・・・・。

だがもう遅い。
亡者共の手が伸び、ちぎれた奴の体に群がってゆく。
怨嗟のうめき声と共に 地の底深くへ と飲み込まれ、消えていった。
悪行の果ての末路であった。
ーーー

■ 幕間劇・本屋の前で
大きな通り、あるいは大きな交差点に面した
アーケードの無い商店街のような場所の一角、幅広い歩道に居る。
目の前には 二軒の本屋 が並んでいた。

一方は古本屋のような雰囲気で客もまばらだが、探している本があるような気がしていた。
一方は雑誌やマンガが店頭に並ぶ明るい店構え、客も沢山入っているようだ。

さて、どちらに入ったらいいものか・・・はてなマーク
   夢END
ーーー

■ 解説のようなもの
いやー 長い、長すぎるよ 初夢 さんよぅ (≧ヘ≦)
そして、今回は 自分でもよくわからん ・・・。
小さなモチーフや演出手法には心当たりがあるものの
なんだかあまり分析しても意味が無いというか、してはいけない ような気がするんだよね。

おそらくは本編はもっと長いのだろう。
その断片なので、そこだけ取り出しても極端なイメージだけになりかねない。
これはこれで・・・・、あるがままを受け止めておくのが 「初夢」 なのかも知れないね。

さあて、本年の始まりからお付き合いいただいてありがとう。
また、夢の世界 でお会いしましょう (=^ω^)ノ-==≡卍
   END
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