えーーっと、申し訳ないが・・・
   食事中の方、潔癖な方はご遠慮下さいませドンッ
      今回の記事は人によってはトラウマとなる可能性がありますビックリマーク

夢の本編に行く前に・・緩衝地帯も兼ねて
予備知識として二つ元ネタ作品の解説をしておかねばなるまい。

筒井康隆 という作家がいる。
「時をかける少女」 や 「家族八景」「七瀬ふたたび」 はドラマ化・映画化も何度もされ
SF小説家という枠にとどまらぬ社会風刺やドタバタコメディーでも有名だ。
後年では 断筆宣言 をしてからTVのバラエティーなどでも見かけているはずだ。
そんな彼の初期作品の中の一編に 『最高有機質肥料』 というショートショートがある。
おおよその内容はこうだ・・・
繰り返すが     食事中の方、潔癖な方はご遠慮下さいませドンッ


ーーーーーーここから、引き返し不可能地帯。

$・・・この先生キノコるには。-カレー2主人公である 「私」 はとある惑星国家、ミトラヴァルナへ駐在大使として派遣される。
実はここでの大使前任者はことごとく短期で辞めたり、
健康上の理由で辞退が相次いでいるという。

不安をかかえた就任だったが、心配などとんでもない、
毎日のすばらしいご馳走と首相直々のもてなしにびっくりするばかり。
だが 「私」 はやがてその秘密を知る。

ミトラヴァルナの種族は植物系生命体から進化しており
我々人類の 排泄物 こそがなによりの最高有機質肥料、つまり 『珍味』 だったのだ!?
その素晴らしい有機質肥料は希少価値が高く、誰もが食せるものではない。
かの首相が特権として、地球からの大使が出す排泄物を食していたのだった。

し か も、ミトラヴァルナでは食事の礼として、
排泄物を提供した相手の前で、事細かく感想を述べるという慣習があったらしく、
食事中の 「私」 の前でその大便がいかに素晴らしい美味さだったかを語り始める。
(以下、うろ覚えだがこんな内容だった?)
「・・・・ねっとりとした中に浮かぶコロコロとした塊は・・セルロースの残された繊維質の食感が・・
・・・時に見られる白いものは寄生虫の切れ端だろうか・・・苦味と甘味が絶妙の・・・・」


脂汗を垂らしながら我慢していた 「私」 も耐え切れず嘔吐してしまった。
っが、首相は嬉々として吐瀉物にむしゃぶりつき・・・・・・・。
「私」 はかくて自閉症となり地球へ帰還したのだった。
   END
ーーーーーー(;´Д`)ハァハァ

$・・・この先生キノコるには。-配色えーーーっと、全然 緩衝になってませんね。
気分が悪くなったら早めにトイレへどうぞ・・・・・。
で、もう一つは少しライトな感じで、 星新一 のショートショート 『親善キッス』

チル星とのファーストコンタクトを果たすべく送り込まれた親善大使一行。
容姿が地球人そっくりで、しかも美女の歓迎を受けて思わずキスをしてしまう。
その場を取り繕うために、「これは地球の日常的な挨拶なのです」 とごまかす。
最初は戸惑っていたチル星の人々もキスを気に入り、隊員達はキスしまくり。

さて、パーティー会場で乾杯をしようとしたら
(彼らは男女を問わずミニスカートのような衣服だった)
股から口が伸びて・・・・。
そう、見かけは同じでも 口と排泄口が逆 だったのであるビックリマーク
だから最初にキスした時に驚いていたのだ。
   END
ーーーーーー

$・・・この先生キノコるには。-ラヴっとまあ、以上が前説でした。
おそらく中学生の頃に初めて読んだんだろうか・・・
この強烈な印象が今頃なぜに夢へとはてなマーク 出てきたのやら。
さあ、夢の本編へと参りましょう。
夢の中での設定 は、やがてミトラヴァルナとの交流も進み、
互いの星でも普通に両種族が混ざって暮らす社会。

地球からの 「排泄物」輸出 は一大産業と化していた。
人類としても環境問題が一挙に解決である。
処理に金がかかるどころか、希少鉱物資源や産業技術と引き換えになる訳だ。
今や地球はグルメスポットとしても人気になっていたのであった。 

植物系種族である彼らは 「緑人」 と呼ばれていた。
「僕」 の彼女はその緑人だった。
小さなアパートでつつましく一緒に暮らしている。
今日も 「僕」 の便をおいしそうに食べているんだ。

ある日、二人で海の見える公園に出かけた。
夕暮れの潮風の中、僕たちは見つめ合う。
自然に顔が近づき・・・っと、彼女の口の端に 黒いものが付いている のに気が付き
僕はティッシュを取り出してそっとそれを拭いた。
思わず「ふふふ・・」ともれる笑みは、やがて「あはは」と大きな笑い声に変わる。

僕等はきっとうまくやってゆけるだろう。
すっかり暗くなった中、街灯が二人を照らし出す。
マンガの終わりのコマのようにフェードアウトしてゆく・・・・・。
   夢END
ーーーーー

(;´Д`)ハァハァ・・・・いや~~~ん。
言っとくけども、リアルにスカトロ趣味は無いですからねビックリマーク
   全END
ーーーーー

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