うーむ、懐かしい・・・( ´・ω・`)_且~~
パタリロを探して本の山を発掘していてふと現れたソレ。

それは  魔界水滸伝  であるビックリマーク
右のアマゾン画像は近年の再販ものだが、当家のは元祖・角川ノベルズ版である。
裏表紙を見てみると初版が 昭和56年(1981)4月 となっており、
購入したのは八刷版なので翌年、昭和57年(1982)の物だと思われる。
うわー、もはや古本屋でしかお目にかかれぬであろう懐かしき本。

iなんたらの電子書籍が話題になっている昨今だが、
「読む」という行為の他に、本には「コレクション」という喜びもある。
表紙を見ただけでよみがえってくる・・・・・
・・・・・この年月を経て思い出もろとも浮かび上がってくる感じ。
これはテキストデータでは起こり得ないものなのだろう。
ーーーーー

■ うろ覚えのあらすじ
えーーーっと、えーーーーーーーっと、
すっかり忘れてらぁ  ( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \クラッカー

そりゃ・・、読んだのは中学生時代だからなあ。
断片的なシーンはあるがつながりがまったく思い出せない。
しかも、このシリーズはその後も 「続」 とか 「真」 とか 「外伝」 だとか派生して、
そのうちついていけなくなって止めたんだよな。

$・・・この先生キノコるには。-魔界水滸伝まあその・・、 妖怪大戦争もの  で、 クトゥルーもの  なのだ。
後に和製クトゥルー作品として名を残すのだが、
雰囲気的にはデビルマンにも似ている。
外宇宙からの侵攻勢力たるクトゥルー達に対して、
地球側は 「古きものども」 たる妖怪達が立ち上がり、
壮絶な攻防の末に、ただの「人類」はあっさり死滅してしまう辺りが・・・。

やがて正に宇宙規模の話になるにつれて、正直・・面白くなくなっていく。
そんな展開は同時代の 『幻魔大戦』 を髣髴とさせるんだよね。

やはり、仲間を探し、覚醒し、紆余曲折で集まり、新たな事件が起こる・・
そういう序盤こそが面白いんだよな。
人の血の中に眠っていた 「火の民」「翼の民」「「地蜘蛛族」「藤の者」・・。
本来はそれぞれもまた対立し共闘していた存在。
だが、脅威を前にして手を結んでいく展開が気持ちいい。

スティーブン・キング なんかもそうだけど、ラストはもうどうでもいいんだよ。
そこに至る過程こそが面白い物語ってあるよね。
ーーーーー

ってなわけで、三十年ぶりにまたぞろ一巻からぼちぼち読んでみようかと思い立った次第。
当時は・・、前述の 「幻魔大戦」 や、同じ 平井和正の ウルフガイシリーズ を買ったなあ。
ううむ、本の山にはお宝があるね!!

いあ! いあ! ぐのす ゆかが は いあ いあ つぁとぅぐぁ!! 叫び
   END
ーーーーー

関連記事
【書評】クトゥルフの呼び声
【キノコ本紹介】死体キノコも!?
【とある魔術の禁書目録】7巻「法の書」をめぐる話
サーチ他にも興味のあるものはありますか?
 → 【随時更新中】おすすめ記事リストをご覧下さい