感情が凍りつく | 悩みとうまく同居できる人になろう 〜人生を楽に生きる簡単な方法〜

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感情が凍りつく



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みなさん、こんにちは。

今回はサラリーマンの方にありがちなお悩みです。
特に役職のついたベテランサラリーマンさんに多いかなと思います。


早速始めますね。

今回の感情が凍りつくという言葉は、感情がマヒするっていいかえた方が
分かりやすいかもしれません。


私もまさにそうでしたが、長くサラリーマンをしていて役職なんかがついてくると、
この状況がツラいとか、あの人に腹が立つなどの感情を感じにくくなることがあります。

次々にトラブルや軋轢なんかが起こるので、1つの問題をどうしよう?って考えていると
それが解決する前にもっと大きな問題が出てきて優先度が変わる。

その上からまた次、その上からまた次・・・ほぼ毎日です。

1つ1つの問題は大きなことなのに、1つ1つに対して真剣に考えていられないので
感情を表せないまま次が来るのが当たり前になってしまうんです。


なのに私の場合、すべてを自分で解決しようとしてガンバっていました。

だんだん時間が経つにつれ、悲しい、悔しい、楽しいなんていう感情もいつのまにか、
感じにくくなっていることに気づかされることがあります。

感じないからといって、心が安らかなワケでもありませんしね。


まあ、なくなっていることに気づけた人はまだ望みがありますが・・・。
何故サラリーマンは疲れるかの記事はコチラ
管理職はもっと疲れる記事はコチラ


仕事が多すぎて、限界を超えている量の仕事を押し付けられても当たり前に思えたり
理不尽な上司や役員なんかに、いろいろ言われても悔しいという感情を感じずに
腹を立てずどう対処しようかばかり考えていたり・・・


生意気な若手社員なんかに何かいわれても、まったく腹を立てずに
おっ、’元気いいな’なんて余裕を見せている人までいます。


こうなってきて恐ろしいのは、社会を生き抜くためにいろいろな感情をマヒさせることで
人間にとって失ってはいけない感情までマヒしてしまうことが多いということです。

ほんの少しのことで嬉しかったり、子供とのふれあいで感動したりワクワクしたり
人間として、とっても大事な感覚までマヒしてしまうんです。

これが進み過ぎると味覚まで薄くなったります。


私の場合で致命的だったのは、悲しむことができなくなってしまったことです。

親しい友人、親戚、会社の人間などが亡くなっても涙が出ないんです。
悲しいという気持ちの表現のしかたを完全に忘れてしまっていたんです。


これに気づかされたときは、さすがに自分がおかしくなっていることを
認めざるを得ませんでした。

そして、カウンセリングを受け、嬉しい、悲しい、感動、怒りなどという感情を取り戻し
また人間らしく生きられるようになりました。

感情を素直に表現できることで、こんなに楽に生きられるんだとも感じています。


最近は本当に嬉しいことがあると、叫びたくなるような幸福感を味わったり
些細な子供の行動や奥さんの言動なんかに感動して、すぐ涙を流すようになりました。

自分でも驚くほどの変化で、小さな子供に戻ったような感覚さえ覚えます。


みなさん、特に40歳を超えて感情が凍りついてしまったベテランサラリーマンさん
もう一度自分の素直な感情を取り戻して、この先、楽に生きましょう。


まずは、今まで本当に好きだと思ってやっていたことが楽しくなくなっていたり
年齢や、お金などの理由をつけてやめてしまっていないか考えてみてください。



心当たりのある人、感情を感じなくなってしまっている人は
早めにセラピストに相談しましょう。

プライドが邪魔して、ツラいのにカウンセリングや心療内科へ行けない人は多いと思います。
私も、それが原因でひっぱり過ぎてひどい目に合いました。


コメントやメッセージをいただければ、私でも助けになります。


それでは、また。