●レトロ~な「高藪取水堰」
大橋ダムを見て から吉野川に沿って進んでいますと、遺跡が現れました。
あ、遺跡じゃなかった。今でも使われています。
高 藪 取 水 堰 でした
一昨年の夏休みに早明浦ダムに行った帰り見て、ブログに記事にしないまま忘れ去られていました。
ここ、ほんっとスゴイね!(°∀°)b
こんなえらいことレトロな堰が、普通に使われているのですよ。
サラサラお水が流れてます。
スゴイ。
岩とコンクリートのコラボレーション
コンクリートの導流部が、そのままむき出しの岩盤と 合 体 してます。
このしっかりとした青い川の岩。
魚道だと思うんですけど、
なんかスゴイ!
ほんと、遺跡!
手でこねて貼り付けたみたいな段々です。
出来たばっかりの新品のころって、一体どんなだったんでしょうね。
堰自体はキレイに石が貼られています~ (・∀・)
コンクリであとから補修したあとも。
強烈な越流を繰り返して崩れたのね。
遺跡ゲートピアと、呼ぼう。
むかしむかーしお姫様があの3つ並ぶ塔の真ん中に閉じこめられていたんだけどね、
ある夜、王子様が白い馬に乗って現れて、真ん中の塔からお姫様を救い出したのよ。
あの階段をピョンピョン飛び降りてね、白い馬にまたがったのよ。
そんな言い伝えの残る、大昔のお城なの。
今はダムになっちゃったけど。
さっきまで県道17号線の赤い橋から見ていたんだけど、ちょっと橋の下へと。
あの橋の上にいました。
この道は車の乗り入れが出来ませんが、橋をくぐってまだ先に道が続いているようです。
橋は「高藪橋」といいます。
このあたりの地名が「高藪」というのですね。
橋の下からずーっと続いている道です。
あそこ、スゴイ。
おっきな岩をぶちぬいてトンネルにしたのね。
こちらでも岩盤とコンクリートが融合しています。
よっぽどこのあたりの岩盤は強固なのだな。カッチカチやぞー
岩盤とコンクリートの融合部分です。
芸術的 (゜ロ゜)
さて、3つの塔がたつお城をもう少し近くで見てみましょう。
お城に続く道はツタがいっぱい絡んでいるの。
あの導流部 (゜ロ゜)
元々コンクリートを補強するために入っていた鉄筋が、
表面のコンクリートが削れてむきだしになったのか!?
長い年月、水が強烈に流れすぎて、コンクリートも朽ちてゆくのだねー!
これほどまでとわ。
むき出しになった鉄筋には枯れ葉とかが絡まりまくってました。
カクカク階段ゲートピアがカワイイ。
王子様がピョンピョン飛び跳ねたの。(伝説によると)
こちら側から見てみると、堰の下流には巨大な岩がゴロッゴロしています。
きょーれつ。
どーですの。
このたたずまい。
私が子供だったら、降りていって遊びまくりたい衝動。
堰のすぐ上に取水口がありました。
こっからお水は「高藪発電所」へ流れていって電気になりますって。
こちらは「住友」が所有してらっしゃる堰でした。
「住友共同電力株式会社」というようです。
別子のほうで威力を発しているのかと思いきや、吉野川でも水力発電していたのですね。
こんなレトロ~の極みな堰を、これからも大事に維持してくださいまし、住友さん。
あ、だけど支障がなければ特に改修とかしなくていいですから。(笑)
さてそんなわけで、さらに吉野川を下っていくんですが、
もうあとは、あのダムしかないですね。
そうです早 明 浦 ダ ム でございます。
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