迷いも悟りも自らにあります。 | ヒロボーの筋ジストロフィー徒然日記

ヒロボーの筋ジストロフィー徒然日記

人は無量の恩の世界で生かされています。一日を真剣に生き努力に生き、感謝報恩に生きる。

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埼玉県北本市 解脱会「こころの故郷」御霊地。
「本来の自分」はあるのかはてなマーク
最近、「自分さがし」という言葉をよく耳にする。仕事や生活環境など自分が置かれている現状に満足できず、どこか別の場所に自分が本来なすべきこと、あるべきすがたがあるような気がして、「本来の自分」なるものをさがし求めることをいうのだ。

たとえば学生が就活をするにあたって、自分に合った仕事、やりがいのある仕事を求めるのがよいといったアドバイスを先輩から受ける場合があるだろう。そして、そのような考え方をよしとして何の疑いもなく受け入れている一般の風潮があるような気がする。しかし、最初から自分に合っていると思う仕事だけを求めることが、はたして真に自分を活かす道につながるだろうか。

人間の能力や可能性は、たまたま縁あって自分が放り込まれた仕事の現場で努力するなかで、はじめてあらわれてくるものなのではないか。それを、あらかじめ「自分に合った仕事」を自分で決めてしまい、それいがいのものとの縁を切ってしまうようないきかたは、未来の可能性を自ら捨てているようなものだ。そんなつまらない生き方はやめた方がよい。

自分という存在は、あちこちさがしまわらなくても、いつでも「今ここ」に在る。それ以外に「本来の自分」「本当の自分」も存在しない。

どこか彼方に「生きがいある人生」「やりがいある仕事」をさがし求めている自分の眼を、「今ここに在る自分」に立ち戻そう。そして、仕事にせよ、境遇にせよ、ともかく縁あって今目の前に与えられていることにまごころを尽くすのだ。そうすれば、そこに自分にとっての最善の道がひらかれるだろう。

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