お使い頂く心
を大事にしている建築士
のヒロボー
です。金剛さまは「人は生命それ自体に何故深く感謝せぬか。生命は人間の全部であり、一番大きな歓びである」と示されています。自分自身の生命に深い感謝があれば、日頃の生活に気をつけたり、養生しますから、健康は自ら保てるはずなのです。
「感謝」ということの深い意味を知ることが大事ですね。人によっては、「感謝していただいているから」と何でも無自覚に無制限に食べて病気になっています。自分に与えられている生命が、百パーセント、十分に活動できる食べ方、飲み方、それが本当の「感謝でいただく」ということなのに。
そう、考え違いしてたら、いつか自分の身体に造反されます。反旗を翻されたら怖いよ。身体は太神様から授かった神秘のかたまりでね、健康を保つために、身体のあらゆる部分が助け合い、働き合い、常に調和している。だから、何らかの原因でどこかに歪みが出ると、身体はそれを矯正し、調和を取り戻しような働きをします。
それが病気として現われる。その歪みは先祖代々伝わってきたものかもしれないし、自分自身がつくり出したものかもしれない。要はそこに気づいていかなくてはいけません。
身体に現われた病気は分かりやすい。痛い、苦しい等症状が見えるから。対処治療を医者はします。けれど、身体の歪みは心の歪み。身体だけ治しても心の歪みに気づかなければ必ず再発します。大切なのは、身体を治すと同時に心を直すこと。解脱健康指導が世間の様々な健康法と違うのは、そこです。心と体の両方から素直に実践したら、金剛さまが示されたように「病気は消える」のです。
一つ、実例を申しあげましょうか。その男性は食道癌の宣告を受けましたが、手術は嫌だ、声を失いたくないと言います。それならと、自分と奥さん、両家のご先祖に感謝の天茶供養を毎日二十一巻することを勧めました。何で感謝なのかと言うから、あなたは今、食道癌以外はすべて恵まれています。その感謝を忘れていることのお詫びをして感謝の供養と申し上げました。で、その人、表情も考え方も暗いので、食生活や、姿勢を正して上を向いて歩き、プラス思考になってくれと伝えました。やはり瀬戸際に立たされると違いますね。その人、真剣に実践したのです。すると、五段階ある抗がん剤治療の第一段階が済んだだけなのに、なんと癌が消えたのです。表情も生き生きしてきて、今は癌という知らせをいただいたことに感謝しています。
解脱健康指導の目的は「心直し」です。風邪ひいたから治してくれと来る人はいません。皆、それは医者に行けばいいって知っています。病気のほとんどがストレスが原因だと知られてきた現代、薬に頼らず、生命そのものに感謝し、大事にする解脱健康指導の果たす役割は大きいと思います。
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