男が男に惚れる | ヒロボーの筋ジストロフィー徒然日記

ヒロボーの筋ジストロフィー徒然日記

人は無量の恩の世界で生かされています。一日を真剣に生き努力に生き、感謝報恩に生きる。

こんにちは。

元気な頃はヤンキーだった建築士の
ヒロボーです。
岡山は綺麗な青空青空ですがもんげぇー寒いです。

好きな俳優さんがいます。

竜二


【金子正次】という俳優さんをご存知ですかはてなマーク
多分
知る人は少ないでしょうね。
語られることが少なくなった人ですから。
もう
彼はこの世の人ではありません。
1983年わずか33歳の若さで

初主演自主制作映画「竜二」が公開されやがて
全国に公開され大ヒット…
その最中
公開からわずか1週間
癌性腹膜炎で盟友松田優作さんに見取られながら彼は逝きました。

是非
25年前の映画ですが
機会があればご覧ください。
暴力シーンの殆どない
稀有なヤクザ映画ですから。
彼が生きて盟友松田優作さんと共演するのを本当に見たかったです。

竜二ED


最後のシーンで
奥さんの永島映子さんがお子さんと二人
食品のセールに並んでる姿を観て
時間が止まり
悲しくて涙を流し
背を向けてまた元の世界に戻って行く姿…
奥さんもすぐにそれを察知し
お子さんに『おばぁチャンのところに帰ろうか』って言った姿。

このエンディングは「名シーン」であり
且つ挿入歌の「ララバイ」がこの映画を
最高の物としてくれました。

出演者こそ少なくて超有名人も出てないのに
中身の充実したある意味
観てる側に問いかけられているような…
素晴らしい作品でした。
勿論その時の「親友」は今も尚「心友」として続いています。

良いことや素敵なことが一杯ありますように。

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