寂しくなったら、おへそを見よう | ほめ達!西村貴好オフィシャルブログ

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世の中を明るくし、真に豊かな社会を実現する日本ほめる達人協会 理事長 西村貴好のブログです。

結婚式のスピーチでお話しさせていただいた

お話の続きです。


「ほめ達!」の処女作


「繁盛店のほめる仕組み」


の中でも書かせていただいたのですが、

※p85参照


「ほめ達!」が、息子の授業参観のときに

あやうく、声を出して泣きそうになった話があります。


それは、

私たちが生まれるまで、というテーマの授業でした。


あっ、思い出しただけで、また泣きそうになる。


息子が小学校2年の時の授業参観。


担任の先生が、

一人ひとりにはがきサイズの黒い画用紙を渡しました。

それぞれの紙には、針の先で開けた小さな穴が・・・


その画用紙を天井の照明にかざすように生徒に言った先生。


「その光が皆さんの始まりです・・・」


お父さんの精子が、3億個、お母さんの卵子に届きます。

その中の一つが選ばれて、皆さんが、今ここに居ます。


3億のうちの他のどれでもなく、皆さん。


他の一つが選ばれていたら、

皆さんの兄弟のような人が、生まれてきたかもしれませんが

皆さんは、この世にはいません。


皆さんは、3億分の1から選ばれた、

すごい存在なんです。


いま、ここに居るっているだけで、凄いことなんです。


そして、

皆さんがおなかに居る間に、お母さんがどのように考えて過ごしたかを

宿題で、お母さんに聞いてきてもらいました。

それを発表してもらいましょう。


「赤ちゃんに栄養がいくように、嫌いなものも、我慢して食べた」


「小魚やカルシウムをいっぱいとった」


「風邪薬を飲めないので、風邪をひかないようにした」


そして、


○○ちゃんが生まれる時には、

本当につらかった、痛かった!


でも、

○○ちゃんが、生まれて顔を見たとたん、

すべてのつらさが消えて、

嬉しくて、涙がでた・・・


・・・

・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・


担任の先生が言いました。


「私たちに、おへそがあるっていうことは・・・」

そういうことなんですね。


おへそがない人がいないように、

この世に生れてきている人で、

誰のお世話にもならずに生まれてきた人は、いない!


10ヶ月間、おへそでお母さんとつながり、

お母さんの羊水を飲み、お母さんから栄養をもらって、

この世に生まれた。


私たちに、おへそがあるっていうことは、

そういうことなんですね。




そこまで、聞いて、私は、涙が止まりませんでした。


いっちょまえに、偉そうなことを言っている自分、

下手したら、親にも説教じみたことを言っている自分。


でも、お母さんと、おへそでつながって、栄養をもらって、

死ぬほど痛い思いをさせて、

そして、この世に誕生した自分。


言葉では、言えない感謝の気持ちが一度に湧き上がってきました。


・・・・・・

・・・・

・・・


結婚式、今日は、

「おへそ」に感謝する日かもしれませんね。


そんな話をさせていただきました。


そう、

寂しいときは、おへそを見よう。