257本目「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ&アメリカ/天地風雲」(1997年・香港) | ★にわか香港映画ファンの映画ノート★

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ハピネット・ピクチャーズ
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ&アメリカ ~天地風雲~

西部 黄飛鴻之西域雄獅

ONCE UPON A TIME IN CHINA&AMERICA

製作年度:1997年

上映時間:99分

製作国・地域:香港

監督:サモ・ハン・キンポー

製作:ツイ・ハーク

脚本:ロイ・ツェト、ソー・マンシン、フィリップ・クォック、ツェ・メイイー、シャロン・ホイ

撮影:ウォルター・グレッグ

音楽:ローウェル・ロー

武術監督:サモ・ハン・キンポー

出演もしくは声の出演:リー・リンチェイ、ロザマンド・クワン、ション・シンシン、チャン・クォックボン、ジェフ・ウルフ


香港の人気スター、ジェット・リーが清朝末期の武術家ウォン・フェイフォンに扮した人気シリーズ第6弾。今回は舞台を開拓時代のアメリカ西部に移してウォンの活躍を描く。ウォンは婚約者のイー、弟子のチャトらとともにチャイナ・タウンに暮らす友人を訪ねるため渡米した。しかし、旅の途中でビリー・ザ・キッドを助けるが、彼らの乗った馬車はインディアンに襲われ川に転落。激流に呑み込まれ記憶をなくしたウォンはインディアンに助けられ、彼らの仲間になっていた……。(allcinema onlineより)


ワンチャイシリーズ第6番目にあたります「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ&アメリカ/天地風雲」(長い・・)を観ました。

第4弾、第5弾は、観ていないのですが、リンチェイが主演でないから・・・・。

ちなみに、

第1弾「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地黎明

第2弾「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地大乱

第3弾「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地争覇


また、おもしろいの観ちゃったよ~~っていう気分です。

実は、また、そんなに期待していなかったのです・・。こうもシリーズものになると、先細り感がでるのかなぁって思って。

それが、また、違う意味で楽しいんだ~。


かわいいおさげ まず、楽しみだったのが、主題歌「男兒當自強」がどんな感じだろうと。

今回は、かなり、インディアンチックといいましょうか、アメリカチックといいましょうか。要所要所にこの歌が流れますが、いろんなアレンジで聴いてて嬉しい。しかも、最後、音にあわせて、あっているんだか、あっていないんだか、雄たけびっていいますか、なんといいますか。にやにやしちゃいました。


ウォン・フェイフォンと、ロザマン叔母ちゃんと、七(熊欣欣)の3人が、出っ歯のソー(「天地黎明」では、ジャッキー・チュンが演じておりました。)を訪ね、いくんですけど、途中、どっかの部族に襲われ、川に流されてしまいます。フェイフォンだけ、別のインディアン部族のところへ、流れ着くんですけど、記憶喪失になっちゃいます。そこらへんが多いに、物語を盛り上げてくれます。

(かわいい弁髪おさげもありますし。たわしを巻いてるわけではありません。→)

フェイフォンの記憶を蘇えらせようとする七の頑張りが涙物です。

嬉しいです!!本当に嬉しいです!!リンチェイと熊欣欣の戦い!!ふたりとも、言葉で言い表せない動きです。

そして、その戦いのときに、音で記憶を戻そうと、他の仲間たちが、「男兒當自強」を演奏します。嬉しすぎる~~!!

首をかしげる 嫉妬してみたり

まさに危機一髪 強盗の容疑で、中国人一斉逮捕されちゃうとき、7人をだせば、他の中国人の命を助けるとなり、フェイフォンは、自ら志願して、絞首刑の場へ。(まあ、助かるんですけどね。みんな。)

そのときの、リチャード・ンの名演技(涙)(涙)

私は、ワンチャイで、ここまで、胸がつまったことはないかも、と思いました。


フェイフォンの説教は、みんなありがたいんだけど、長いので、説教になりそうになると、みんな話をはぐらかせよう、はぐらかせようとします。「異国の地にくると、金だけが頼りになると思いがちだけど、助け合いが大事なんだぞ~!」と。(確かにありがたい言葉ですけどね。)


終盤、強盗犯と戦うフェイフォンですが、その相手が、どうしても、ブリトニーの旦那のケビンに見えて仕方がありませんでした。


やっぱりすごい やっぱり、西部時代のアメリカっていうことで、差別(今も絶対あるだろうけど。)横行の時代、それでも、その中に、悪い奴もいれば、いい奴もいる。唯一白人でまともな、ビリー・ザ・キッドが、嬉しいです。ほんとに、いい人って、きっと世界中にいるんだと信じたいです。

そして、自分のルーツの大事さを考えたりしました。


相当おもしろい映画なんで、休日に、のんびりと観てほしいなと思いました。

監督が、サモハンっていうのも、嬉しいです。


オススメ度:★★★★☆

七は、どうして、いつも首をかしげているんだろう?度:★★★★★


ここも好きなシーン


ワンチャイシリーズといえば、この曲「男兒當自強」(ジェームズ・ウォン作詞編曲なんですね!!)です。最高ですよね。ほんとに。

YouTubeで、ちょいと探してみました。


「天地黎明」のオープニングシーン


ジャッキー・チェンによる「男兒當自強」  すごい歌が上手な人なんだと、思いました。(いまさら)画像はあんまりよくないっす。


こっち は、もっと、画像が悪いんですけど、でてくる子供のバク転(しかも、手をつかないで、頭で。)がものすごいです。なかなかジャッキーがでてこないんだけども・・。


そして、「ワンチャイ資料室 」というホームページ。嬉しいな~~!!そこで、詞が読めます 。素晴らしい歌詞です。やっぱり。