166本目「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地大乱」(1992年・香港) | ★にわか香港映画ファンの映画ノート★

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ジェネオン エンタテインメント
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地大乱

リンチェイ 黄飛鴻之二: 男兒當自強

ONCE UPON A TIME IN CHINA Ⅱ

製作年度:1992年

上映時間:108分

製作国・地域:香港

監督:ツイ・ハーク

製作:ツイ・ハーク

製作総指揮:レイモンド・チョウ

脚本:ツイ・ハーク、チャン・タン、チャン・ティンスン

撮影:アーサー・ウォン

音楽:リチャード・ユエン、ジョニー・ニョー

武術指導:ユエン・ウーピン

出演もしくは声の出演:リー・リンチェイ、ロザマンド・クワン、マク・シウチン、ドニー・イェン、ジャン・ティエリン、ジョン・チャン


フェイフォン先生 黄飛鴻(ウォン・フェイフォン)の活躍を描いた「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズの第2弾。今回は、諸外国の排除をうたう白蓮教なる秘密結社が登場、広州を訪れた黄飛鴻たち(弟子のフー役はユン・ピョウからマク・シウチンに交代)に襲いかかる。(allcinema onlineより)


冒頭のシーン この作品が、このシリーズで、一番完成度が高い!みたいなことを書いてある記事があって、期待しながら、見ました。

最初の歌が、変わらず、胸をうちます。「男なら、自分を鍛えろ!」とまた浜辺で、やっております。

最後のこの曲は、ジャッキー・チェンが歌っているんで、びっくり!!

ほんと、この曲、マジで、欲しいよ。常に聞いて、闘志を沸かしていたいです。


私にとって、前作のキャストが、最強のバランスで、最高の組み合わせだったんで、今回、フー役が、ユン・ピョウから、マク君に変わって、さみしく感じます。ジャッキー・チュンだって、いないしさ。あの前回の、おでぶな弟子もいないじゃん・・・。


私が彼女ですから そのかわり、リンチェイと、ロザマンとの恋愛が、こう、熟してまいりましたねぇ。密着度が、少しづつ、ましてきたような・・。また、このロザマン、カメラトラブルするし~。可愛くなきゃ、ほんと、はったおす!!って感じです。それ以外は、常に、心優しき、みんなをメロメロにしちゃうビジュアルであります。(ほんと、マイッチングマチコ先生並の魅力だもん。)

はじめて、本名でロザマンを呼ぶ瞬間。もう、「お前が好きだ」とか「つきあって」とか、直接的な告白でなくっても、十分伝わるんだなぁ。リンチェイが、嫉妬するところとか、いちいち、可愛い。


やっつけちゃうぞ アクションは、言葉なんて、なんて陳腐なんだ~って思うくらい、言い尽くせないんで、観てほしいなぁ。


ただ、今回、いいものとわるいものが、微妙なキャラクターが、少なくって、革命のために命がけに生きる人々の姿が、胸にしみます。ただ、私は、前の感じのほうが、好きだったなぁ。(私はね。)

大きいものや立派なものにまい進する姿より、ごちゃごちゃ悩んだり、怒られちゃったりするキャラに、思わず共感もっちゃうんで。だけど、この作品から、たまたま観たら、ものすごく夢中になると思うんですけどね。


リンチェイは、前作も今作も、すばらしいです。もう、華麗なんです。精神的に素晴らしいんだろう、と勝手に思っちゃいます。キラキラしてます。

あの「外国人排除~!」と言っている団体、やっつけちゃうリンチェイ、ものすごく爽快です。

テーブルのあんな積み上げ方、ないだろう~~!!と思いながら。見ごたえありまくりです。

あたたたた~っていうキックもあるし。あぁ、リンチェイが「北斗の拳」してくれたら、もう、絶対、なんも文句言わないのになぁ。


地味なフー ドニーと、リンチェイの闘いも、すごいなぁ。すごいなぁ。って思いながら、ワクワクでみました。

ほんと、同じ人間とは思えないな・・・と思いました。(同じ土俵にあがったような言い方ですが・・・・)


オススメ度:★★★半☆

布に乗ることって、できるんだ・・・度:★★★★☆




びっくり追記)主題歌について、検索してみたら、なんと、あの歌、ジョージ・ラム氏が歌っていたんですねぇ。(「望郷」のひとのいいカメラマン)オープニング。「男兒當自強」という曲なんすね。あんなハイトーンボイスなんすね!!

で、最後に、同じ曲を、成龍が歌っているんだ。