- ジェネオン エンタテインメント
- ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地黎明
ONCE UPON A TIME IN CHINA
製作年度:1991年
上映時間:100分
製作国・地域:香港
監督:ツイ・ハーク
製作:ツイ・ハーク
製作総指揮:レイモンド・チョウ
脚本:ツイ・ハーク、ユエン・カイチー
撮影:アーサー・ウォン
音楽:ジェームズ・ウォン
出演もしくは声の出演:リー・リンチェイ、ロザマンド・クワン、ユン・ピョウ、ジャッキー・チュン、ケント・チェン、ウー・マ
19世紀半ばに実在した、医師にして武道家という希代の英雄・黄飛鴻(ウォン・フェイフォン)。この広く長く愛されてきた英雄譚は今までにも数多くの映画・TVが製作されてきたが、ツイ・ハーク=リー・リンチェイという夢のコンビが、まったく新たに映像化したのがこの作品。香港映画界に“古装片”モノの一大ブームを巻き起こした。(allcinema onlineより)
「八仙飯店之人肉饅頭
」を見た後、どうしようもない胸糞悪い気持ちになって、気分転換に、この映画をあわてて観た。
いや~~~~!!よかった~~。今日の日をこれで、乗り切れるよ、と思いました。
すばらしく、よかったです。もろ、私好み作品。(誰でも好みだと、思うけど!)
何がいいって、最初からいいじゃないですか!!海で、たくさんの人が、上半身裸で、ハッ!ってやっているところ。そして、歌詞が、「俺の血は、太陽より熱い!」というような内容で、もう、大好き!「男」です。
リアル男子が昨今、見られない中、もう、胸キュンです。クリスタル・キングを思い出させるような、高音でしめくくられるなんて!
キャストが、素晴らしい!!リー様は、もちろんのこと、ユン様まで!!そして、ジャッキー・チュンまで!!
泣きたくなるくらい最高の取り合わせでした。最初、ジャッキーが、だれだかわからんかったけど(きっと、歯のせいだ。)徐々に眼鏡越しに、あの眼の演技をみて、もう、嬉しくなりました。
そして、ユン様が、おいしい役なんだ。最初から中盤まで、中途半端にチョロチョロしていたんだけど。
京劇姿もみれて、ファンは満足。リー様側近の太ったお兄さんの京劇姿が、愛らしすぎる!!!
首で、やりを折っちゃう金に弱い師匠。誰かに似ているなぁと思ったら、ア・トライブ・コールド・クエストのQ-Tipに似ていた!!嬉しい!この人、すごいんだけど、志もそんなに悪くなかったんだけど、過程がなぁ。
- Q Tip
- Vivrant Thing
あと、宮迫似の悪役!!あいつ、ほんと、ロザマンこと、ロザマンドがあやうし!!ってなっちゃったけど、とんでもなく素晴らしい彼氏(?)たちのおかげで、よかった。よかった。ロザマンは、とっても美しくって、とってもかわいらしくって、男にさりげなく影響を与える感じが上級な感じがしました。押し付けずにね。こりゃ、いい女房になるわ!(←役ですけれどね。)
話の内容が、東洋対西洋になったり、イギリス対アメリカになったり、いろいろですが、最後は、フェイフォン万歳!!って感じで、まぁ、そうだろうなぁと思ってましたが、しめくくりも、あの歌でしめてもらったんで、言うことないです。
リー様の傘づかいや、ハシゴづかい、ユン様のトランポリンみたいな積荷づかいや、もう、アイデアが、すごいなぁ。もう、楽しくって仕方がない!
リー様って、誰かに似ているなぁ・・・っていつも思っていたわけです。目がいつもキラキラして。なんてキュートなんでしょうか。あ!サブちゃんの若い頃に似ているんだ!とひとり納得して、また、いい気分になりました。
これも、かなり、シリーズ化されてますけど、どっから観たらいいんか、それこそわからんって感じで、「1」とか「2」とかで、いいんじゃないか、とも思いました。
ツイ・ハーク監督ものは、全然観たことがなかったんで、観たいなぁって思いました。(また、観たいものが、増える・・・・)
第11回香港電影金像奨 で、この作品で、監督賞を獲っているんですね。あと、アクション指導賞も獲っている!(ちなみに、ジャッキーが、助演男優賞でノミネートされてました。)
オススメ度:★★★★☆
ほんと、キャストのバランスが最高でした!度:★★★★☆