紀伊半島ワインディング☆ロード | かもされなるままに。

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日常かもされ続けるへたれ薬剤師、寝音のつれづれブログです。

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卒業旅行といえるのは大学3年の終わりごろ、
同じ部活の連中と一緒に行った伊勢参りでしょうか。

まずメンバー。




♂x6の超ムサイメンバーでしたwww






昼前に大学に集合、車2台に分乗して伊勢市方面へ出発。
当時はまだ今のような高速道路網が発達しておらず、
大学から旧国道2号線をひた走り、備前インターでようやく高速へ。

山陽道を姫路東で降り、太子龍野・姫路・加古川バイパスを抜け
阪神高速神戸線→名神高速そして名神栗東で高速道路を降り、国道1号線をひた走りました。

でもって亀山まで抜け、そこから国道23号線を走りようやく伊勢市が近づいてきました。

時々休憩を入れながらとはいえかなりの長距離。
いい加減車内で話すネタも尽きてきたころ、
われわれ飢えた青年の心を浮き足出させるものが目に入ってきます。

今は無き元祖国際秘宝館
我々の目の前に!!


それまで数時間の運転で疲れきっていた車中は
一気に下ネタ炸裂モードにw








↑三重テレビで放送されていたCMです。
そういえば宿で見たような気が(´∀`; )
ちなみにこの元祖国際秘宝館、2007年3月末に閉館してしまったそうで、
今はまったくの更地だそうです。



そういえば、2年位前に伊勢まで遊びに行った時にここの前を通ったんですが、
確かに更地でした。


今思えばあの時行っておけばよかったなぁと思います。残念(´・ω・`)ショボーン




淡路島のパラダイスには行っておきたいですがww




さてその夜に止まる宿ですが、これを探すのに伊勢市内を右往左往。
何せ10数年前の話でナビなんぞありませんでしたからねぇ…。

結局夜8時前(位だったかな?)に宿をようやく発見。
近くのコンビニで酒とつまみと夕食を買って素泊まりしたのでした。


さて次の日。
お手製の旅のしおり(笑)を片手に
伊勢参りにはせ参じます。

内宮・外宮とめぐり伊勢神宮の雰囲気をしっかり楽しんだ後、
伊勢志摩からの風景を堪能。
ここでお昼の12時ごろ。

とりあえず市内で軽く食事を済ませ、今度は潮岬を目指すことに。


どういったら早いやろな~とみんなで思案した結果、
海岸沿いに行った方が早いだろし景色もいいだろう、という結論に到達。


…不覚にも地図をもって行っていなかったのですね。
後でこれが大変なことになるのですが…



…今思えば何を馬鹿なことをと思うのですが、
当時の我々、あのあたりに超不慣れだったもので、
全員一致で国道260号線をひた走ることに決定。




国道260号は志摩町(現志摩市)から紀伊長島町を結ぶルートでリアス式海岸の
絶壁の上を走ったり、狭い道・ヘアピンカーブも多く通行するのにかなり難儀する道です。

今でこそかなり整備されているそうなのですが、
当時はまだほとんど未整備状態。

ひたすらうねうねと山道を登り下り、当然巡航速度は遅くなり30km前後。
全員口数が少なくなりなんとか受信できたAM放送の声が山中に響き渡ります (´∀`; )


行けども行けども山ばかり。

海なんかちっとも見えへんやないかーい(by 髭男爵)



だんだんと高度が下がってきてこの苦行のような時間を終えられそうな予感。
「国道42号線 2km」の案内板が出たときには車内は大歓声。


…案内板をみてあんなに喜んだのはあの時だけですが…。


ようやく国道42号線と合流したのは午後4時前後でした。


4時間もかかったんかい _| ̄|○





いったん休憩をとり、グロッキー状態の精神状態を整え、再び出発。


ところがそのころから天気が少しずつ怪しくなり始め、
とうとう雨になってしまいました。

まだ3月だったのでそろそろ暗くなり始めます。
結局目的の潮岬についたのは午後6時ごろ。

海はほとんど見えませんでしたが、
とりあえず灯台に行って記念写真。


そして再び国道42号線を和歌山方面へ。
これまた当時は海南あたりまでしか高速が開通していませんでしたので
そこまではひたすら下道をウダウダ。

白浜の温泉街を横目に見ながら3時間ほど走ってようやく高速へ。
その後3時間ほどかけて学校まで戻ってきました。

結局、そのあと友人の家で打ち上げと称して飲み会。


結構なハードスケジュールになってしまったのですが、
誰も誰かを責めたりはしませんでしたし、
あんな道を走ったのもまたよし、ええ経験や!
といった感じで朝までわいわいやっておりました。


なんにせよ、いい思い出であったのは確かです。


でも、今体力的にあんなルート通れないだろうな~と思います。

若いころのいい思い出です (´∀`)