自分は「アダルトチルドレン」である。
だが、特に親から虐待を受けたとか、ネグレクトされたとかいうわけではない。
ただ、人間関係の構築が非常に難しい人間である。
特に恋愛関係や人に対する愛情に対して、非常に薄い・・・という表現が合うと思う。
いろいろネットを探ってみたり、アダルトチルドレンに関する本も読んでみた。
過去の親子関係を思い出してみたら、どうやら
母親に共感してもらえなかったこと、小さいころから我慢することを強いられていたこと、
自分が何かするといじめられるのではないか、人から嫌われるのではないか・・・
そんなことをたくさん思い出した。
人から、特に親から実は褒められたことがあまり記憶にない。
激しく怒られたこともあまりないが、力いっぱい褒められたこともなかった。
(せめて大学受かったときはもうちょっと褒めてほしかった)
社会的存在感の根底になるはずの「安定」が足りていない?
それに付随する「愛情」「お金」「称賛」・・・
小さいころからそれが足りていないのは確かだったかもしれない。
小さいころに祖父と母と母方の兄弟の喧嘩も目撃している。
何を喧嘩していたのかは知らないが、とっても嫌だったことを思い出した。
恋愛関係は一切ダメ、断られるのが怖くて(何度か告白したことはあるが、成功体験はなかった)
結局自分から引いてしまっていた。
(母親からの共感や承認がなかったのも原因かもしれないが)
人の気持ちがどうにも理解できないところもある。
相手の立場に立ったらどう思う?・・・これがわからない時が結構ある。
そんな自分でも理解してくれる人がいた。
でも、その人はもうそばにいない。
自分が何者なのか、そしてそれをともに考えてくれる人が、
もう、そばにいないのだ。
自分のもとを離れる原因を作ったのは自分自身。
アダルトチルドレンである自分そのものだ。