ちゃりこ、四校目の合格! | 学校なんていらない~不登校小学生ちゃりこの父娘自転車旅行記

学校なんていらない~不登校小学生ちゃりこの父娘自転車旅行記

いじめにあって不登校になり、父とホームスクーリングですごした女の子、ちゃりこが日本各地を自転車で旅をして、たくさんの人たちとふれあい、成長していった記録。腐りきった学校、卑怯な教師、そんなものは捨て去ってもいい。人の優しさ、親切、は学校の外側に必ずある。

午前中、ちゃりこの、四校目の大学合格が確認された。
ネットで、自分の受験番号を確認したちゃりこは、久しぶりにうれしそうな、なんともいえないホッとした表情を浮かべた。
そんな顔をされたら、私だってうれしくなって、涙腺が緩んできてしまうよ。
でも、私は、ちょうど出がけだったので、五回くらい「よかったね、おめでとう」と言ってから、家を出た。

私は、それから、昨日も見学に行った施設で、面接をしてもらった。
採用してもらえるかどうかは別にして、私は、この施設を目にしてこの施設の空気を感じられたことだけでも、本当によかったと思う。
今までの経緯からして、障害者や高齢者に関わる仕事をしている人間は、障害者や高齢者に関わる資格のない自己中心的で底意地の悪い目のつり上がった人間たちなのだ、と思っていたので、そうではない人たちもいて、そうではない施設も世の中にはあるのだ、とわかっただけでもよかった。
確率は少なくても、ゼロではないわけだから、そういう人たちと、そういう場所で仕事をしていけるように、根気強く探していけばいいのだ、と思えた。
感謝だ。

最近は私の読書も進み、
大道珠貴の「素敵」
小池真理子の「東京アクアリウム」
吉田修一の「最後の息子」
滝口悠生の「死んでいない者」
と、乱読している。

ちゃりこは、森鴎外の「舞姫」の読書感想文で表彰されるらしい。
受験を終えた今は「銀河鉄道の夜」を再読している。

読む本の種類が、ちゃりこのほうが老けているような…(笑)

なんにしても、ちゃりこの合格はうれしい…

たぶん、前に支払いした入学金は、ムダになってしまうけれど…