こんにちは。今日はPS2で発売された
ドラゴンクエストⅧ 空と海と大地と呪われし姫君(以下ドラクエ8)を紹介したいと思います。
発売日は2004年11月27日です。

ドラゴンクエストⅦはプレイしたことがないので飛ばしちゃいます。

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ドラクエがついに完全3Dになった作品です。
これにより、鳥山氏の絵の良さをゲーム中でも存分に味わうことが出来ます。
しかし、その弊害かこれまでのドラクエで出来たことが出来なくなっている例も少なくありません。

まず、職業の概念が無くなりました。
代わりに、レベルアップした時にスキルポイントをゲットできますので、
それぞれのキャラごとにスキルとして割り当てることによって成長させていきます。

最終的に割り当てたスキルによって同じキャラでも能力は変わっていきますが、
職業システムほどの自由度は感じられませんでした。

モンスターを一応仲間にすることも出来ますが、従来のものとは少し勝手が違います。
仲間にしたモンスターは主に闘技場で戦わせることになります。

普通の戦闘にも参加させることは出来ますが、
あくまで召喚という形なので、助っ人という感じですね。

戦闘では、新しくテンションというものが追加されました。
テンションを上げることによって攻撃力などが半端無く上がるので
戦略性が増したような気がします。
しかし、凍てつく波動をされたときはストレスが溜まるのですよねえ…

ワールドマップが非常に広大になり、冒険しているという臨場感はシリーズでも一番だと思います。
一つの世界を作り込み過ぎたためか、
もう一つの世界は同じマップを白黒にしただけという手抜き感が目立ちます。
そこは残念でした。

錬金釜システムにより、アイテムとアイテムを組み合わせて新しいアイテムを作ることが出来ます。
しかし、初めのうちはテンポが悪すぎるうえに、
お世辞にも斬新と言えるものではなかったので、非常に面倒臭いものがありました。

モンスター図鑑も搭載しております。これは結構燃えました。
結局全てのモンスターを登録することも出来ましたし、
コンプリートした時はアイテムも貰えます。

ストーリーでは、人がどんどん死んでしまいます。
特に後半はもうこっちが鬱になりそうなくらい酷いです。
個人的にはラスボスより、中ボスのドルマゲスの方が好きでしたね。
ラスボスははっきり言って格好悪いの一言…
ゾーマくらい貫禄があれば言うことなしなのですが。
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と、まあ色々書きましたが、全体的にかなり創り込んでいると思います。
やはり、一番の進化はグラフィックでしょう。
光の表現なども非常に美しいです。
ちなみに開発はレベル5です。

それでも、自分の中では満足できませんでした。
裏ボスも倒して、100時間以上プレイしたにも関わらずです。
ドラクエは開発期間が長いため、自分の中で求めるハードルは自然と上がっていきます。

「ドラクエ7から4年かけてこれか」
という意見もあるようですが、私にとってはドラクエ6以来の本編ドラクエです。
私にとって9年も待ったというわけですな。

でも、裏ボスを倒してからエンディングを見ると、
エンディングが少し変化するのは良かったかなと思います。

それでも、2週目を遊ぶ気にはならなかったのですよね。
こんなこと、初めてです。

結果的にドラクエ8は、私がドラクエを辞めるきっかけになった作品です。
完全にアレルギーがついてしまいました。
世間がドラクエ9で盛り上がっているときにこのようなことを書いて申し訳ありませんが、
それがこのソフトに対する正直な気持ちです。

ですが、過去のドラクエまで嫌いになったわけではありません。
皆様、私の分までどうかドラクエ9を楽しんでください。