アニメ映画界動向予測!激戦!混戦!大作溢れる2015年公開作品を一括チェック! | アニメ映画情報ブログ【 ねじまき恋文のヤブレター 】

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今年も始まって2週間近くが経ちました。
「ナイトミュージアム3」を鑑賞して
私は今年の“映画初め”を迎えました。

ナイトミュージアム


その感想は改めて書くとして
今年も2015年のアニメ映画界がどんな感じになっていくのか?
という内容を、やんわりとまとめておこうかなと思いました。






昨年は、アニメ映画の不作年と予想しましたが、蓋をあけてみれば
日本歴代興収3位に位置づく程の「アナ雪」大ヒットを迎え
日本におけるディズニー映画ブランドの完全復活を感じさせる年でした。
とはいえ質的に高い作品が多かったかと聞かれたら
肯定し辛く、結局不作年であったのは変わりがないかと
思っている次第でございます(自己肯定)。

そして迎える2015年。
今年がアニメ映画にとってどういう年かとラインナップを見ると
まさに『激戦そして混戦』
一年になりそうな予感です。










●2015年は映画全体でもビッグイヤー

まず根本的な大きな括りの映画界の話ですが
アニメ映画界に限らず今年は海外の大作映画の公開予定が
がっつり控えている状態です。
ざっくり紹介するとこんなタイトルが並んでます。

「スターウォーズエピソード7」
「アベンジャーズエイジオブウルトロン」
「アバター2」2017年の公開予定となりました。
「パイレーツオブカリビアン5」
「ジュラシックワールド」
「007」
「ターミネータージェネシス」
「ミッションインポッシブル5」
「ワイルド・スピード7」
「マッドマックスフューリーロード」
「テッド2」

・・・などなど
いろんな映画の続編が山の様に控えている状態です。
日本の洋画興行は近年苦戦しているようですが
挽回の一年になりそうな予感のする年となっています。

ただ、邦画やアニメ映画といった視点から見ればいずれも厄介な敵
なかなか興行的には苦戦が強いられそうな年です。
作品によってはこれらの作品と客を取り合わないように
今年の公開を延期したアニメ映画なんてのもあったりします。
(それは後述)











●アニメ映画界も負けてない!
各社の勝負年が重なる夏の大一番!

洋画界がこんな化物タイトルばかりなら
アニメ映画はトーン抑え気味でいこう・・・
なんてことにはなりません。



今年はPIXARが1年分新作をお休みして
2年ぶり・・・しかも新作タイトルを引っさげて登場!!
本ブログでも何度か取り上げた「インサイドヘッド」です。
質の低下を懸念せざるおえない最近のPIXARですが
「メリダ」ぶりの新規キャラクタータイトルということで
成功できるかどうかが見物です。




そしてもう一作、ミニオンブランドがかなり浸透してきた
イルミネーションスタジオが満を持して
ミニオンが主役のスピンオフ映画「ミニオンズ」を公開!
同社の看板キャラクターだけに失敗できない感じですが
夏の外部ブランド達とどれだけ戦っていけるか
若干怖くも感じられます。




インサイドヘッドミニオンズ



そして海外タイトルに対して
日本発タイトルとして要チェックなのが
「時をかける少女」「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」
名作を生み出し続ける細田守監督の新作「バケモノの子」
ポスト宮崎駿なんて声も聞かれる細田守監督ですが
宮崎駿監督引退の話も出て、さらに丁度今年は
ジブリ作品がおやすみの年です。
細田監督としてもスタジオ地図をブランドとして確立したい
タイミングでもあります。


ポケモンザ・ムービーバケモノの子


そんな各社の勝負作品が今年
一同に夏の興行に挑んでくるのだから恐ろしい話。
上記の実写タイトルも並ぶ中、一体どの映画が笑い、
そしてどの映画が泣くのか、まったくわからない状態です。
ただ一つ言えるのはいずれも出来として
名作が期待できるのではと感じております。




あ、もう一つ言えます。
今年の夏の他の作品「ポケモン」
「NARUTO(ボルト)」はかなり苦戦しそうです。
「NARUTO」あたりは公開時期をズラしてくるかな?
「ポケモン」は脚本担当を久しぶりに交代させるようで
変化が見られるものの・・・タイミングとしては微妙です。










●激戦はまだまだ!
 往年の名キャラクターから新進気鋭ブランドまで
 春も冬も注目のキャラクター物映画が勢揃い。


夏がヤバいのは言わずもがなですが
2015年はGWも冬休みも油断できない対戦カードになっております。

オラの引越し業火の向日葵


GWは例年通り
「クレヨンしんちゃん」「名探偵コナン」興行を争う訳ですが今年はそこに「ドラゴンボール」が参戦!

どれも歴史の長いキャラクター達であり、
マンネリ感をどう払拭していくのかが見物です。
実はそれぞれターゲット層に差があるので
お客の食い合いはないとは思いますが
一作一作がどういう一手を出し、どういう結果が得られるのかは
見逃す訳にはいかないところです。
そして同時期公開の「シンデレラ」の併映短編作品
「アナと雪の女王/エルサのサプライズ」
興行にどう影響するのか、という点も見物です。

アナ雪の短編復活のF




そして今からほぼ一年後のクライマックスの冬には
今年台頭してきた名ブランド「妖怪ウォッチ」の新作映画と
すでに広告を実施はじめている「ILOVEスヌーピー」
ぶつかり合う予定です。
「妖怪ウォッチ」は現在進行形で驚異的な興行収入を
稼いでいるだけあって、来年がそれを越えられるかどうかが
課題になってくると思います。

ILOVEスヌーピー



その他にも海外からは「ムーミン」
低年齢層向けでは「しまじろう」「アンパンマン」など
夏の興行も含めて、キャラクター商業が熱いという
日本の商業文化を特に感じられる一年となりそうです。









●どうなる?
 再起に期待のかかるドリームワークス!


ヒックとドラゴン2


そして忘れちゃいけない
“ドリームワークス作品上映されない問題”

「ヒックとドラゴン2」「ペンギンズオブマダガスカル」
など、今年日本公開予定!という話もあるようですが
今のところ正式告知が来ていないのでわかりません。


配給担当が20世紀FOXに代わって以来、
日本でドリームワークス作品は公開されていない状態です

2014年は特に良いドリワ作品が揃っていただけに
今年こそは日本でも劇場公開・・・
そして日本でのブランドの確立を目指して欲しいところです。


そんなドリームワークス。
本国アメリカの興行では今年は若干逃げ腰

一応新作タイトル「Home」などの公開も予定されていますが
「カンフーパンダ3」の公開はスター・ウォーズを避けるために
2016年の春の公開になりました。
「ヒクドラ2」は当たったものの、他作品の興行が大ヒットとは
ならなかったこともあって、確実な成功を求めるためにも
2015年は我慢の年となりそうです。


カンフーパンダ3








●公開日未定だけど今年公開しそうなあれやこれや

その他時期は未定なものの
要注目の今年公開予定の作品もいくつか。

百日紅心が叫びたがってるんだ


一昨年実写映画「はじまりのみち」を公開した
「オトナ帝国」でお馴染みの原恵一監督がアニメ制作に復帰。
「百日紅」が今年公開予定となっております。

また「あの花」製作チームによる新作
「心が叫びたがってるんだ」も今年公開。
今年こそは私も「あの花」見ておこうかな?という気持ちです。
(見る見る詐欺)


ザグッドダイナソー

シンヱヴァ劇場版


加えて、今年公開されるかな?という疑問符付きのタイトルが
昨年公開の予定が延びたPIXAR新作「ザグッドダイナソー」
と、同じく2014年公開なんて話だったのがいつの間にか延びた
シン・エヴァンゲリオンⅡ」
ここらへんも今年公開予定とはなっているものの
2015年ってかなり大作尽くしになるので続報で延期の可能性は
無きにしもあらずといったところだと思います。








そんな感じで
ビックリするほどの充実っぷりが予想される2015年。
GW、夏休み、冬休みと映画館がかなり熱い事になるのが
予想されますので、映画ファンも映画ファンでない人も
今年は実際に映画館に足を運んでみて欲しいところです。
「2015年がすっげー年だった」
ってことを後世に語れる様な
いい経験が得られるんじゃないかと思います。





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