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新年一発目の鑑賞です。
博物館的奇妙夜3こと
ナイトミュージアム
エジプト王の秘密
を見てきました。
ナイトミュージアムシリーズの久しぶりの新作にして
最終作?を匂わせる本作。
私は「2」は見ておらず、「1」は予想外のおもしろさに
感動したシリーズでございます。
感想をざっくり言えば
物足りなさはあるけど
楽しかったからオッケー!
って感じでした。
ちなみにローラ姐さんはこの映画と全然関係ないです。
もうちょっと詳しく(ネタバレにできるだけ気をつけながら)
感想書いていきますね。
●「1」から既にアイデア勝ち。
アレやアレが動き出す楽しさは健在。
「博物館の展示物が動き出す」っていう、
シンプルなんだけど画で見ると最高にエキサイティングな
アイディアの強さは未だに健在。
いつものメンバーももちろん登場。久しぶり。
お馴染みの面々が動き出すことに対しては
気持ち良さみたいのはないのですが、
今回、イギリスの博物館にて出会う新たな博物館アイテム達が
動き出すシーンは、逐一気持ちいい!
画面の端っことかで、動くはずのない展示物が
活き活きと、そして生々しく動いている姿に
かなりの高揚感を感じました。
もうそれだけで私としては元取れた気分でしたよ。
●新たな要素は若干の味付け程度か。
決定的な差別化にはなってないような。
前述のとおり「2」を見てないので「1」との比較になりますが
物語としてのおもしろさはやっぱり「1」の方が上という印象でした。
後付けのエピソードの方で、より整った起承転結を見せるのは
至難の業なのでしょうがないんですが・・・
やっぱり期待しちゃいますよね。
一応個性の強い新キャラクターも登場していますが
映画全体をひっぱっていける程の力があるわけでもないし
世界観を広げてくれたわけでもないので
賑やかしが増えてちょい楽しい程度。
動いてるアレとかソレとかに比べるとやっぱり見劣りしちゃう。
唯一、「おっ」と思った新しい要素は
ポスターの題材にもなっている“アレ”。
今までは博物館のものが動き出すという見せ方でしたが
今作では人間側から博物館のものに
アプローチしていくという試みがありました。
(一応ネタバレしとかない方が楽しいので
具体的な内容はふせておきます)
ある種アニメ的要素もあって奮起したものの・・・
まぁ導入時は興奮したけど、行われるアクションは
地味なせいもあってか、若干消化不良。
ラリーが派手な動きのできるキャラクターだったら
もうちょっとおもしろかったかなー。
ここらへんはルーニートゥーンズばりに
いろんな世界観を見たかったなぁ。
●「ナイトミュージアム」シリーズは
本作が最終作となるか?
ラストシーンに感じるもやもやもや・・・
シネマトゥデイの記事で読んだのですが、本作は
“変化を受け入れ、愛していたものと別れることの難しさ”
を描いているんだそう。
確かに随所に別れの哀愁が漂います。
一応今回で最終作となってもおかしくない終わり方にはなっていました。
唯一、ある人物たちの別れのみラストで“再会”が描かれます。
ただ、別にそこに深い意味はないのかな?
おもしろいから、というだけで。
最終作のラストがそのギャグで
締められちゃうとなるとやっぱり
もやもやもや・・・
っていうかそのラスト自体も
既視感が拭えなくてもやもやもや・・・
トータルで
「博物館のものが動き出すっておもしろいね!」
って感想しか残らなかったんです。
なら「1」でいいじゃんって話だけど
「ナイトミュージアム」だしそれでいいのかも。
久しぶりの新作だし、なんだかんだ言って楽しめたのは事実。
動くアレやソレを見に行く価値は全然ありますので
見に行って損はないと思います。
日本では3月20日公開予定です。
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