参照
住宅版エコポイント:概略
※一部加筆・訂正しました。
住宅版エコポイント-2:工事該当期間
では、どの工事に何ポイント付くのかを
お話いたしましょう。
■エコポイントの発行対象(リフォーム)
エコリフォーム(H22.1.1~H23.7.31に工事着手したもの)
・窓の断熱改修――――「内窓設置」「ガラス交換」
・断熱材の施工――――外壁、天井又は床の断熱施工
※これらに併せてバリアフリーリフォームを行う場合、ポイントを加算
国交省HPより抜粋したのですが、
このままでは分かりづらいですね。
「何を」「どのようにしたら」良いのかを、
図を取り入れて説明しましょう。
1:エコリフォームのイメージ
【窓の断熱改修】
内窓設置:「今あるサッシ」の内側にもう一枚サッシを設置します。
◆トステムHP
より抜粋:「インプラス」
ガラス交換:今あるサッシのガラス部分のみ交換します。
◆旭硝子HP
より抜粋:「ペヤプラス」
☆「単版ガラスサッシ⇒複層ガラスのサッシへ交換」
も勿論該当します。
【断熱材の施工】
断熱材のイメージ
◆国交省HPより抜粋
2:発行ポイント数
以下の表をご覧下さい。
発行ポイント数:最大で30万ポイント(=30万円相当)
◆国交省HPより抜粋
☆窓の改修:注意事項
・内窓の交換も含みます。
・増築等で新設されるものも含みます。
・ガラス交換は、交換するガラス1枚ごとのポイント発行です。
・内窓・外窓の寸法は「枠外寸法」です。
・ガラス交換の面積は、ガラスのみの寸法になります。
☆断熱材
では、どこにどの断熱材をどれだけ使えば
エコリフォームと承認されるのか?
断熱材の種類ごとの最低使用量一覧
◆国交省HP:住宅版エコポイント制度の概要について
より抜粋
断熱材の区分は、かいつまんで言うと、
断熱性能の違いになります。
↓断熱性能
D~F>A-1~C
高性能な断熱材の方が、
使用量が少なくて良いのが分かりますね。
断熱材の種類:具体的にはコチラ
(pdfファイルが開きます。※上表の別添2)
断熱材のコストを掛けないのなら
「グラスウール」が一般的です。
これで計算してみましょう。
●必要最低面積
壁:t100⇒約18坪分(約60㎡)/材料費:約¥22,000
天井・屋根:t180⇒約10坪分(約33㎡)/材料費:約¥24,000
床:t100⇒約9坪分(約30㎡)/材料費:約¥11,000
工賃は、床や壁の剥がし・補修、
既存の建物との取り合いの都合上、
物件ごとに異なってきます。
詳細は工事会社へお問合せ下さいませ。
次回は、新築住宅における該当条件です。