イルマーレ | ・・・の続き

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エヴァ・オーリンも、ペ・ドゥナも、まとめて好き。

チョン・ジヒョンのイルマーレをようやく観る。
「僕の彼女を紹介します」予告編で
異常に興奮してしまったわたし。
もちろん「猟奇的な彼女」は
4~5回観ております。
彼女の膝から下の脚のカタチとくちびるが好き。
おでこも。

「イルマーレ」DVDで手元に置いておきたいな。
11月からまた期間限定で再発されるらしい。

時間のねじれ。そういうのをすんごく信じるので
とても楽しかった。ロマンチーク。
デジャヴだ!というのはごく普通にたびたびあり、
それは未来や過去から突かれているんだろうな、と思っていたことが
具現されているのでとてもうれしい。

時折、時間の輪は感じていた。
今のわたしが、”あのときのわたし”を動かしていたんだな、
という経験が多々ある。
過去があって、今があるからめっちゃ肯定的なんだけれども。
あのときこうしなけりゃよかった・・
というコトは思い出さない。
嘘。
ちょっとは思い出すけど、そこで止まっちゃうのが怖いのだ。
思い通りにならなかったとしても、
あのときの選択はしかたなし、と「。」

ウンジュとソンヒョン。過去と未来のふたりが
お互いを想いつつ、並木道を散歩するシーンが好き。
ひとりで歩いていても、誰かを感じている、
誰かと一緒に歩いている、
いままで観た韓国作品に多いんだけど、このあたり
わたしはめっぽう弱い。弱すぎ。

いなくてもいるのだ。時間も超えちゃって。
映画らしい映画。映画ならではの映画。
もっとゆるく辻褄あわせがあるのかと想っていたけど
それほど。ゆるくなかったです。
過去と今と未来、一本の綱のように想っていたけど、
球状なのかもしれない。追いかけても追いつかない。

ああ、ロマンチック。
「悪い男」も好きだし、コレもいいなあ、と想う。
節操なく、分離気味なのは自覚あり。
それにしてもイ・ジョンジェを最初に観たのが
「ラストプレゼント」だからお笑い芸人のイメージが。
「情事」の南米の湖を語るカレもよかったけど。

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