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今日はちょっと真面目に、ワインの「香り」についてお話します。
それというのも先日のシャンパンとフロマージュの会 にて生徒さんからご質問を頂いて、お答えする際、自分の中でも再確認の意味となってとても良かったのでシェアさせていただきます^^
もしも皆さんも、ご意見・ご質問があればぜひコメントを残してみてください!
さてさて、その質問とは、
ワイン用語での「白い花」の香りとはなんですか
というものでした。(Rさん、ありがとうございました)
まず、香りの定義の概要から入っていきますので、もう知ってるよ!という方は、
次の印まで読み飛ばしてください^^
●ワインの香りって?
よく言われるのが、
1.果実の香り
2.スパイスやバニラ
3.ベジタル&フローラル系
4.その他(革、湿った土、ペトロール香など)
1・・たとえば果実は苺やフランボワーズ(ラズベリー)などの赤系果実、カシスやブルーベリーなどの黒系果実、グレープフルーツやレモンなどの柑橘系、白桃などの白系果実など、ワインの原料であるブドウの品種や栽培地域によって特徴が分かれるものたち。日常で果物を食べるときに、ちょっと嗅ぐだけで気軽にトレーニング可能な、色んな意味でオイシイ匂いです
2・・木樽のニュアンスや、熟成からくるのがこの、バニラやスパイスなどの香り。他にも、シャンパーニュで10年ほどセラーで眠っていたミレジメなど、この香りがとても強くなり、加えてブリオッシュなどのバターを含む濃厚な香りとなってゆきます。(うっとり)茶色のイメージで覚えてください~。
3・・ハーブ&フローラルとは、白・赤・ロゼ限らず、文字通り植物や花の香りがするときに使われます。
よく多用されるのが、タイムや菩提樹、すみれ、バラ、たまに牡丹などもあります。花系はワイン自体の色に影響されて表現するケースが多いです。
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さて、本題の「白い花」(フランス語でFleurs Blanches/フレール・ブランシュといいます)の件ですが、
これらの小さい花は実際に嗅いでみるとあまりこれといった香りはしないのですが、
また、「白い花」はソーヴィニヨン・ブランなど、
蛇足ですが、他の香りでも「ミネラル感のあるアロマ」
ですので、写真を見ながらデギュスタションを重ねるのも、
![{A7CFEE13-A65E-4EC2-A5F6-D09043E663DA:01}](https://stat.ameba.jp/user_images/20140125/20/natopee/18/b6/j/o0480064312824865242.jpg?caw=800)
あとは、先ほども書いたとおり、果物だったら食べる前にちょっと嗅いでから食べるとか、土の香り・スーボワ(木の根元の香り)だったら週末森林に繰り出して(笑)嗅いでみるとか、地道なものだと感じています。
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ちなみに、香りにおいて私が個人的に大好きなのは、濃い熟成~特に酸化熟成感(フランス語では、Bouquet d'Oxydation/ブケ・ド・オキシダション)お花のブーケと同じように、グラスに注がれたシャンパーニュの魅惑的な香りが広がるイメージが掻き立てられます
今、酸化熟成で最も有名といえるシャンパーニュ生産者は、メゾン ジャック・セロスですね。
フランスでも人気です。
この記事が少しでも、みなさんの楽しいワインライフのお助けになれば幸いです。
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