4 éléments qui façonnent un vin(1) ワインを形作る4つの要素① | パリ7区 ワイン・シャンパーニュに囲まれたくらし

パリ7区 ワイン・シャンパーニュに囲まれたくらし

フランスワインに恋して、フランスにやってきました。
日本でのワイン輸入業を経て、
パリ7区・エッフェル塔付近に落ち着いてから早7年。
フランスの日常生活あれこれ・ワインについて綴っています。

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あまりワインの詳しい話は敬遠されてしまうかな・・?と思いつつ、前回の記事を書いたのですが、とても良い反応をいただき、すっっっごく嬉しかったので、調子に乗ってまた書いてしまいます!(^▽^)

 

音譜サンセールとNZマールボロにドメーヌを持つアンリ・ブルジョワさんから新年のご挨拶を頂きました流れ星

 

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ダブルでの喜びにパチリカメラ

 

 

さて、今日は「ワインを形づくる4つの要素」についてお話します。

 

1.土壌

2.ブドウ樹

3.気候

4.ヴィニュロン(生産者)

 

1.土壌・・ワインの原料であるブドウは、その樹が植わる土の状態に大きく左右されます。一般的には、高品質なワインをつくるためには肥沃な土地よりも、栄養分に乏しく、水はけの良い(水分が地中にたまらない)タイプの土壌が向いていますぶどう ブドウの樹は、栄養分が乏しい土地では根を地中深くまで張ろうとし、それが結果的にさまざまな養分を吸収することに繋がります。


 


地質も大事です。フランスでは主に粘土石灰質土壌(フランス語でargilo-calcaireアルジロ・カルケール)や砂質土壌(sableサーブル)、シルト(limonリモン)、砂利(caillouxカイユ)、石ころ(galetガレ)等があります。

 

 

ブドウを植える際に品種を決めるポイントとしては、地質、水はけのよさや日中の暖かさを貯めておけるか、また、代々決まった品種がある場合はそれで品種が決まります。特にボルドーなどでは、粘土石灰質土壌で粘土の割合が多くあたたかい右岸(ポムロールなどがある側)が、晩熟で粘土質を好むメルロ、砂利が多く比較的水はけの良い左岸(グラーヴ、メドックなど)に、特に水を嫌うカベルネ・ソーヴィニヨンが植えられます。

 

また、ブドウの質については、生産者の土壌に対する働きかけによってかなり変わります。

たとえば、ビオ(有機栽培)やビオディナミ(今度記事にします)などで地中の微生物が活性化すると、ブドウ樹の根が地中に入りこみやすくなり、栄養分を吸収しやすく、健康な樹となります。

 

 

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畝の間に雑草が茂っているのが、健康な土壌の証拠

 

 
 

 
2も書きたかったのですが、冬将軍の戻ってきたパリの寒さのおかげで風邪を引いてしまい、気持ち悪いので明日以降にまた書きます❗できるだけ分かりやすく楽しく書いていきますので、楽しみにしていてください(o^^o)
 

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