まあるくまわる まあるいち 今月は… | 似顔絵とちんどん屋の なるみ堂

似顔絵とちんどん屋の なるみ堂

兵庫県の市川町にある古民家で似顔絵とちんどん屋をはじめました、なるみ堂です。

ちんどん屋のなるみ堂一座、似顔絵のなるみ堂創作工房の紹介をしていきます。

関西一円どこでも!よんでいただければお邪魔します。

こんにちは。


今日は子どもたちが通うデモクラティックスクールをお借りして、毎月開催している「まあるいち」のお知らせです。

毎月第2土曜のお昼から17時ごろまで、のびのびゆるゆる、手作りのいちを開いています。

チラシができたのでアップしちゃいます!





今月は、地域のお祭りがあるため、第3土曜に開催しますので、ご注意ください!


まあるいち

10月は18日(土曜)
12時ごろから17時まで。



デモクラティックスクールは、子どもたち自身がすべて決定するという実践の場で、子ども主体の学校です。

大人がこうしたほうがいいのに…という判断をいつもしてしまいがちですが、そうではなく、子どもが何か事が起こったときに、どのように考えて、どのように自分たちの未来を作っていくかをミーティングを通して話し合って決める場所です。

大人として育ってしまった私も、今まで学校という場所で、地域で、家庭で、常に役割や勉強や仕事ができるように、相手側に基準をあわせて、自分という主体を育ててきませんでした。

子どもたちは、今そうした周りの判断基準や社会の通念などとも離れて、自分自身は何ができてどういう人間なのか、そういうことを知り、経験していっていると思います。

たとえば、最近保護者の間で、道具やものが汚いし大丈夫なのか?という心配が募っていました。
そのことをどう捉えるかということですが、捨ててしまったり買い換えてしまうほうが早いし楽なのです。
でも、それをしてしまうと、子どもたちの学ぶ機会を奪っていることにもなる。

この間、古いほうきがずっと使われていてこれでは掃除が嫌いになるんじゃないかとつい思って、うちにあったほうきを寄付しました。
すると寄付した分も、古いほうきも使うことになったということでした。

子どもの考えでは、人数が多くなって、たくさんの人が使えるからいい、けが少なくなっていても、端のほうで掃いて使えるということでおいておくことになったそうです。

ものはどうしてそこに存在理由があるのだろうか…

そこに誰かの肯定があったから?

もしくはどうしてそこはそんなに汚いのか…

そこに気が回っていないから、それはなぜ?

すべてそういう気持ちを投げて、考えをききながら行動していくあり方は、今まであまりなかったことかと思います。

やり取りのブログはこちら




私もいまようやく、自分自身を絶対的に肯定してくれる人がいて、「社会が求めるできる人」にならなくてもいい、本当の自分が楽で元気になれる仕事をしていきたいと思えるようになりました。


古民家で崩れた土壁を再生して、再び練り直して作っていく作業の職人的な喜び。。。

自分の出身や出自にも関係するような、根っこのある喜びを追求して、その上で周りとの関係を見つめて、喜ばれるあり方の模索。

そんな日々をおくらせてもらえている今がとても幸せ。


デモクラティックスクールまっくろくろすけのHPはこちら


まあるいちの日にも、施設内を見学はできますが、子どもたちが触ってほしくないものなどもあるそうなので、もしこのブログを見てきてみたい方は、一度メッセージ寄せてくださいね!

出店も可能です。

なるみ堂もソックモンキーや似顔絵も出しますよ^^
なるみどうぶろぐ