作業開始です
レーザーレベラーのポイントNO.6
NO.5まで、レーザーレベラーの動きや、セッティングについてレポート しました。
今回から、いよいよ作業に入ります。
NO.4のレポートどおり基準 を決めたら、
粗整地作業に入ります。
①からレーザーを飛ばし、
②で基準を決め
粗整地にはいるのですが、ここでもポイントがあります。
・外周2ボトムの山には手を出さない!!
手を出すとしても、土が排土板に引っかかってきたら、圃場内に逃げてください。
あとで説明しますが、
畦際に溜まった土を引っ掻き出すのは至難の技です。
まずは、圃場内の均平に力を注ぎましょう。
粗整地の仕方として、全体の流れは上図のような感じです。
①で前後進で作業を進め、右方向へ進めて行く。
①が終わったら、②の方向へ前後進で右方向へ、
②が終わったら、③の方向へ右方向へ。
このとき、受光機ポールの目盛りですが、
●の位置から作業を開始しました。
この時点では、盛り上がった土が引っかかる程度です。
①が終わったら、受光機を3cmほど上げて、(排土板が3cm下がります)
②の作業を行ないます。
②が終わったら、また3cmほど上げて、③の作業を行ないます。
これで、①の粗整地から③の粗整地まで、6cm下がったことになります。
1工程が終わったら、受光機を上げて徐々に鎮圧していくのです。
この縦横の整地で大体プラウの溝が埋まったはずです。
プラウの溝を畦から3工程分のところに残す意味がここにあります。
縦横の粗整地が終わったら、下図のように
必殺回転整地にて、整地していきます。
前進あるのみ、縦横斜め、いろいろ走るようにとにかく走ってください。
これは、プラウ溝に入りきれなかった土なので、圃場の四隅に置いておきます。
あんまり四隅はNGですよ。
ちょうどプラウの溝両端の位置がいいですね。○の位置です。
グルグル走っている間に、均平が取れてくるでしょう。
ポールが垂直、トップリンク長穴が中間、レベラーの乱れも無くなってきたら、
均平です!
このとき、受光機ポールの目盛りを覚えておきます。
15cmのところにあったら、その目盛りを覚えておきます。
その圃場の均平目盛りはその15cm前後です。
均平のポイントがもう一つあります。
それは、馬の走らせ方。
いろいろなところを走るようにしましょう。
レベラーでも鎮圧をかけますが、
トラクターの走行でも鎮圧をかけるイメージです。
バックするときは違うところを通って、バックしましょう。