2020年1月2日の朝のことです。
2020年になりました。記事と現実世界との隔たりが一時期は3ヶ月程度ありましたが、主にラーメン二郎の記録だけを書くことに専念したら、旧年中に1週間遅れぐらいまで差を縮める事が出来ました。
1番最初は日記みたいなライフログ感覚でブログを始めたのですが、その点からは若干ハズレて来てしまっています。
二郎の記事だけはほぼ追いついたので、今後は二郎の記事と共に書き漏らしていた印象深い内容のモノも簡単に書き散らかして行きたいな。と。
さて、爽やかな冬晴れの新春の初二郎に選択したのは毎年恒例のひばりヶ丘駅前店では無く、ニューカマーの越谷店。
ひばりヶ丘駅前店の新春営業は行列が年々とんでもないコトになってしまっていて、並び始める時間とか待ち時間とかのツラさの方がその先にある1杯のラーメンの旨さなり価値よりも上回ってしまっているので今年はパスすることにしました。
越谷店に到着したのは朝の9時。並びは5人程度で偶然も重なって以下の先輩方とご一緒させて頂きました。
京成大久保店の超常連さんのカリスマ美容師キャロッサさん
八王子野猿街道店の超常連さんの気合いだぁさん
お遍路二郎の大御所さん(勝手に呼んでいる)じろりーまんさん
新年早々野球で例えるなら4番指名打者のスラッガーが揃ったような面々でとても嬉しい。
小声で歓談しつつ4人で並んでいると裏口から店主さんが出で来られて、新年のご挨拶と僕には少々ウィットに富んだ言葉をかけてくださいました。
今年は北千住経由の東武線に乗り越谷駅で降りる事も多くなりそうです。
開店は11時とのアナウンスでしたがなんと1時間も前倒してお店を開けてくれました。
そこまで寒くはなかったのですが待ち時間が1時間も短くなるなんて嬉しい限り。今年も良いことありそうです。
越谷店の小ラーメンの価格設定は700円と目黒500円三田本店600円に継ぐ安さ。
他に小ラーメンを700円で提供しているお店は……一之江、上野毛、荻窪、前橋……ぐらいがパッと浮かびます。まだまだあるのかも知れませんが最近多くの店舗をグルグルしていないので個人的に情報が更新されていません。
小ラーメンの食券を購入して給水機で大容量コップに水を汲んでキラキラとラメが入ったカウンターに4人横並びで着席。
レンゲをコップの上にスタンバイさせてラーメンを待ちます。
カウンターのメラミン化粧板の素材が特殊なのか写り込みもなかなかのレベルで真っ正面から撮ると自分の顔が分かりそうだなぁ。
カウンターの衝立が高くて厨房の様子は伺えませんが、麺が上がりトッピング工程を経た後に僕の新年1杯目のラーメンが配膳されました。
小ラーメン(麺少なめ)700円+ニンニク少しです。
今年もよろしくお願いします。
シャキシャキした茹で加減の野菜はノーコールながら十分な量が盛り付けられていてモヤシ比率95%ぐらい。
そしてニンニクは刻みの細かいモノが「少し」のリクエストでこのくらいの量なので「ニンニク少し」のコールが個人的にちょうど良い感じです。
スープはキリッと醤油が効いた非乳化のソレで、腕肉や素材や調味料の旨さも味わえるハイレベルさを感じます。
乳化した安定した味わいのスープも好きなのですが、アタリの時の非乳化スープに勝るものは無いと勝手に思い込んでいます。
一昨年に閉店した新小金井街道店の最後の頃は従来の多摩系二郎的な乳化スープから腕肉から取った二郎オールドスクール的非乳化スープにメタモルフォーゼを遂げていましたが、そのままの流れでこの越谷店の味になっているなぁと。
そして今日越谷店に来て良かったな。とこの時点で思いました。
豚も厚切りで旨味の詰まった腕肉で良い感じ。噛むとジュワッと旨味が溢れて脂身の甘さも相まって腕肉旨いなぁ。なんて再確認できます。
豚&野菜をスープで味わいつつ、ある程度のところで天地返しを行います。
2020年の二郎始めの1杯がスゴく旨い1杯で嬉しいな。なんて思いつつ皆さんと越谷駅まで歩いて行ったのでした。
ご一緒くださった皆さんどうもありがとうございました。
そして今年もよろしくお願い申し上げます。はい。