おはようございます。
フードビジネスコンサルタントの中田雅博です。
『神様からのひと言』。
※最近、好んで読んでいる荻原浩さんの小説。
- 神様からひと言 (光文社文庫)/光文社
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◎ジャンルは、【身近なビジネスマン小説】。
※勝手に名づけています。
”身近な・・・”がミソで、
本当に周りに居そうな人物&舞台設定なのです。
今回の小説は、
『中堅食品メーカーのお客様相談室』が舞台です。
「お客様は神様です!」を連想させるタイトル。
「お客様相談室」は、“クレーム処理班”でもあるのですね。
◎荻原さんの小説には、笑いがあります。
無理難題を押し付けてくるクレーム客の対応を実に、軽やかにいなす場面は爽快です。
業界の内情に精通しているかのような「業界あるある」的な場面がいくつもあり、フィクションとはいえ、勉強になります。(笑)
そして、
◎考えさせられます。
先輩社員から、クレーム対応のレクチャーがあるのですが、
◎「自分が命をかけてでも、代わりに頭を下げられる人を思い浮かべる」ことというセリフがありました。
そういう覚悟が必要なのだと・・・。
どんな仕事にも通じますよね。
最後は、
◎いつも前向きになります。
神様からのひと言とは、「大切な人を守るために決断させてくれたひと言」だったんですね。
神様はいつもあなたのそばにいるんですって!
読後感は、「いろいろあるけど、さあ顔晴ろう!」という気持ちになれました。なんと言うか、清々しい気持ちになれます。
感謝!
最後まで、ブログを読んでくださり、
ありがとうございます。