イギリスのビザを取る~実践⑤財力証明+翻訳騒動その1~ | 私の夫は研究者です

私の夫は研究者です

研究者と結婚したら、即台湾へ移住。からのイギリス、イタリア行き。
あわせて約6年の海外生活を経て2018年帰国。長女も生まれて3人暮らしになりました。
研究者夫の珍生態、子育て、海外生活の記録などを綴っています。

ご注意:
この記事は2014.9に申請した際の経験を基に書いています。
イギリスのビザ申請については情報がころころ変わるらしいので、
申請される方はイギリス政府が出している情報をしっかりとご確認くださいね!
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無事にオンラインでの申請書作成を完了した私たち。
大阪のビザセンター訪問日を大阪着の3日後に予約しました。
この隙に大阪で翻訳を依頼する作戦です。

翻訳会社は大阪に会社があって、かつ英国ビザの取扱いに慣れている会社を
ある程度調べておきました。
ネットで調べたところ、2日あれば翻訳は間に合うと踏んで…
※最後までお読みください


この時点でまだ揃っていない提出書類は以下2点
・夫婦関係の証明(戸籍謄本+翻訳
・財力証明(通帳+翻訳



戸籍はうっかりがあったものの、すでに準備完了。
問題は通帳です。

②でも書いた90日以上キープ制限があります(②の記事はこちらから)が、
もたもたしていたので制限ギリギリになってしまいました(本当に91日くらいだった)。

それと。
実際口座に所定の金額がキープできていたとしても、
日付と残高の記録がないと証明書類にはなりません。

台湾からではどうにもできない上、
提出する通帳は地方銀行(岐阜県の田舎)のもの。私の実家地域のです。
メガバンクの通帳なら大都市・大阪に着いてから記帳できるでしょうけども、
私たちは里帰りしないと記帳ができません。



なので以下の作戦を立てていました。

通帳を実家に預けておく

90日キープが完了した日に私の母に記帳してもらい、
大阪の宿泊先宛てに速達で郵送してもらう

大阪の宿泊先に事前に連絡しておき、受け取る

即大阪の翻訳会社へ



大阪のホテルの方は「フロントで預かります」と快くお返事をくださり、
母からも「記帳に行って発送したよ」と連絡が入り、準備万端。



しかし。

日本へ出発する当日、私は重大なことに気づいてしまいました。

出入金がないと、記帳に行っても残高は記入されない


母に記帳に行ってもらった日の日付と残高が必要」ってちゃんと説明したっけ…?

ビザ事情を知らなかったら、わざわざ入出金して記帳当日の記録まで残さないよねぇ…?



慌てて母にメールすると
「指定の日にATMで記帳はしたけど、当日の記録は何もなかったよ」

やっぱり…(((( ;°Д°))))



任務遂行力120%の母。しかも銀行でパート経験がある。
90日制限の事情をちゃんと説明さえしていれば



もうこの時ばかりは思いました。

ああ、ビザ終わった





通帳は必須。代用品もない。

実家までは新幹線を駆使しても往復で丸一日かかってしまう。



翻訳会社に納期の問い合わせもしてみました。

「メガバンクの通帳なら、ひな形があるのでご希望の納期に間に合いますが、
取り扱ったことのない銀行の通帳なので原本を見ないと何ともお答えできない」
「お急ぎなら、とにかく早く原本を送ってください」


全く時間の猶予なし。

地元大好きな私ですが、これほど田舎育ちを恨んだことはない…。


迫る台湾発のフライト 。 。 。


その2つづく



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<追記>

私の実家地方はメガバンクの支店がひとっつもありません
ここ2年くらいで、やっとセブンイレブンができたレベルの田舎です…。
そもそも口座を持ってません~。他県出身の夫も持っていませんでした。

コメントで「ゆうちょ」を使ったというご意見をいただきました。
なーるほど!ゆうちょなら全国チェーンですもんね~( ゚Д゚)