立体思考とは その仕組み1 | 野人エッセイす

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立体的思考とは何か、言葉からボックスのような形が浮かぶが、その仕組みを理で解説して見よう。

「立体的な考え方」と言う言葉はよく使われるが、これもまたそれぞれの考え方がある。

野人の言う立体思考とは単純明解、物理、数字に置き換えて説明出来るものだ。

これが協生農法を始めとする協生理論の基礎になっている。

「物事を点で捉える」と言う言葉も良く使われるが、点もまた必要なものなのだが、点は捉えるものではなく突き詰めるもの、思考の開始としては理に合わない。

点の次は線でありその次は面、順に捉え方の幅が広くなって来る。

最初の入り口、捉え方によって思考の結果はまったく違ってくる。

立体とは面にさらに高さが加わったもので、面が四角形なら立方形になり、円なら円筒形になる。

思考空間であるこれらの形を作るのに最も大切なことは底面だ。

底面が決まらなければ深さ奥行きである高さも決まらず立体にはならない。

物事を捉える時に最初に必要なことは立体のベースである面積をどのような形にするかが重要で、面積とは分野と考えれば良い。

この時点では高さの数値は決まらない、やってみなければわからないからだ。

面をバランスよく研究して行くうちにその重要度の順位が定まって来る。

暫定的に面の中心が定まり、そこが思考回路の起点となって高さが築かれる。

柱である中心が最も高さが伸びると言うことは、円なら円錐形になり、四角ならピラミッド型になる。

底面の中心から思考を進めればさらに必要な分野にも気付き底面積は広がり、場合によっては中心である思考の起点の微修正も必要になる。

起点が大きく逸れ、修正で済まなくなれば、それは最初からやり直しだ。

あきらめが肝心で、いくら年月を費やして積み上げたものでも壊す勇気も必要。

壊したとしてもそれらのパーツは生きている。

組み立て方が悪かっただけで、大切な財産には違いない。

野人がそうであったようにいつか必ず役に立つものなのだ。

立方形や円筒形はあくまで暫定であり、思考空間は自ら築き上げるものとも言える。


続く・・


護身術の真髄より

思考の起点

http://ameblo.jp/muu8/entry-10802015065.html

立体思考

http://ameblo.jp/muu8/entry-10805130506.html