蒸す
先日の「海老のかぶりつき」の記事に次ぐキジ・・
余程野人は「かぶりつき」が好きなように思うだろうが、実はそうなのだ。
男性読者には身に覚えがあるだろうが、かぶりつきが一番心地良い。
かぶりつきは余計な食器類を使わず手で掴んで食うのが基本だ。
皿にデン・・と盛り、そのまま食うのだが、扱いが面倒な食材ならナイフやフォークを使っても良い。
だいたい後片付けが楽で良いだろうが、理に適った主婦の友のような料理だ。
昨年末から野人は昼夜を問わず頭を捻り倒し、広域に及ぶ同時進行の事業計画を立て、膨大な原稿を書き続けている。
考えるか書くか、コテ・・と行くかどちらかで中間はない。
当然のように料理も作らず、その辺にあるものしか食っていない。
寸暇を惜しんで片手でメロンパンと干し柿とシューマイ食いながらパソコンに向かい、理科ちゃんの目になっていた。
その影響で朝から理理理~っとご挨拶を書いてしまったが、まあ、本当はブログどころではなかったのだ。
しかし・・・脳ミソ使うと腹が減ってたまらんのだよ・・・
メロンパンと干し柿とシューマイ以外のものも食いたい・・・
皆・・正月はいいもの食っているのだろうなあ。
静寂なこの時期は野人にとって最も集中モードで仕事がはかどる時。
それがもう10年以上続いている。
脇目もふらず考え、書き続けるから世間のように食品の買い溜めはせず、おせち料理とも縁がない。
今年もいつものように友人の「キジ男」略称「奇人」からキジをいただいた。
仕分けするのが面倒で「丸蒸し」で食うことにした。
頭と足と手羽をちょん切って整形、3倍の濃縮海水に数時間漬け込んだ後、そのまま丸ごと大鍋の蒸し器に放り込んだ。
言わば「液体むーじお」のようなものだ。
キジは濃厚で非常に旨いから余計な味付けは無用。
蒸し器の底には多めの山水を入れ、その中にキジの頭と足と手羽を放り込んだ。
蒸されたキジからのエキスも下に落ち、1時間もすれば柔らかい蒸しキジと濃厚なスープが同時に出来上がる。
スープの味を念頭に、キジの塩味を薄く、余計な味も加えていない。
さらに濃厚な白湯スープにする為に煮込みは続行、蒸しキジだけ先に食べることにした。
身をそぎ落とした骨も後で鍋に放り込めば良い。
今日の夕食はこれ一個だけ・・それにコミカン。
これだけあればご飯も野菜もいらない。
手で・・掴んで食うにはあまりにも巨大、1,2キロもあるカポネ・・
ナイフとフォークでいただきまあああ~~す。
このまま冷蔵庫へ 洗いものは出なかった
美味しいキジ手羽雑煮
http://ameblo.jp/muu8/entry-10194911632.html
キジのすき焼きでVサイン
http://ameblo.jp/muu8/entry-10263431234.html
美味 野人のキジハム
http://ameblo.jp/muu8/entry-10092616294.html
自家製 猪ハム
http://ameblo.jp/muu8/entry-10092311383.html
野人のスモークオードブル4種
http://ameblo.jp/muu8/entry-10161275594.html