日本蜜蜂の蜂蜜ヨーグルト | 野人エッセイす

野人エッセイす

森羅万象から見つめた食の本質とは



日本蜜蜂の養蜂は蜂蜜の原点だ。古来より江戸時代まで全国各地で行われていた。明治に入り採取量の多い西洋蜜蜂に取って代わられ、全国各地を花から花へと移動する現在の養蜂スタイルになり、それまでは高価だった蜂蜜が安価で手に入るようになった。

日本蜜蜂の養蜂は廃れ蜂の数は激減、その蜜は「幻の蜂蜜」と呼ばれるようになり貴重なものとなった。近年、日本蜜蜂を飼育、幻の蜂蜜を作る人が増え、市場にも出回るようになったが、相変わらず高価で貴重な蜜には変わりない。その味は芳醇で自然そのものだ。価格の差ほど味に違いがあるとは思えないが誰が食べても旨い事には変わりない。プレーンヨーグルトにかけて食べるのが一番。病みつきになる味だ。趣味で作っている人から毎年4リットルもらっていたが、食べきれずに人にあげていた。先日大掃除した時に数年前の蜂蜜がどっさり出てきたのだ。使いかけだがこれだけでも5リットルはある。野人は朝食にパンを食べる習慣はないが、これからはマメに蜂蜜を使うよう心がける事にした。

写真はヨーグルトに蜂蜜と庭のバジルを添えたものだが、本当に旨い。蜂蜜が出てきて良かった~! ニンニクを収穫したら浸けてみるか。