★/飯田屋(西浅草)/~どぜう屋の親子丼~ | 夢酔亭主人のオムライス食日記

夢酔亭主人のオムライス食日記

上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

3月はテレビの番組改編の時期。


「マッサン」には楽しませてもらったが、もうすぐ終了だと思うと淋しくなる。


それと、意外にハマったのが日曜日21時の「流星ワゴン」


次回は最終回だが、どんなラストになるのか興味津々だ。


西浅草の「どぜう飯田屋」


明治36年の創業で、東京の5大どぜう屋に数えられる。


ちなみに、読み方は「どぜう」じゃなく、「どじょう」ですよ(笑)


「流星ワゴン」では開始早々ヨシカミで暴れた香川照之が、第2話ではこの店でも大暴れ。


ここの2階で、息子の西島秀俊の上司の常務相手に、「瀬戸内海のサメの餌にしちゃる~」と殴りかかってたよね(笑)


一階、二階は入れ込み式だが相席はないのが嬉しい。


一番人気はどぜう鍋。


しかし、あたしゃどぜうは苦手なので親子丼で注文。


モンペのような、作務衣のような、どぜう屋らしい姿のオバチャンが注文を取りに来る。


親子丼の注文を告げると・・・


「大盛りでいい?」


「いや、普通盛りで・・・」


「大盛りもできるからさ、大盛りにしときましょう、ねっ、ねっ・・・」


という事で、大盛りになりました(笑)


あたしゃ浅草のオバチャンにはけして逆らいません。


どの席にも、お銚子かビール瓶が並んでいて賑やか。


私の目の前にはタダのお茶・・・


仕方がないさと分かっちゃいるけど、侘しいね~。


●親子丼定食(820円)


たっぷりの鶏肉をふわっとした玉子でとじた親子丼。


深さのある丼なのでかなりのボリュームだ。


笹の葉の絵柄の丼もよござんす。


それではいただきます割り箸


七色は全体的にパッパッパ・・・


豆腐とわかめの吸い物は、柚子のおかげで後味サッパリ。


キュウリと蟹の酢のもの。


蟹はちろんホンモノでミョウガの風味がアクセント。


お新香。


ふんわりとした玉子とジューシーな鶏肉が美味い昔ながらの懐かし系。


どこにでもありそうで、滅多にお目にかかれない完成された親子丼。


夜はそれなりの値段だが、お得すぎるランチは狙い目だと思う。


明治の創業以来、言い継がれてきたという家訓があるそうだ。

「親父の仕事はタレをとることと、下足番」


お客の靴を出す仕事が親父の仕事と言い切る姿勢はアッパレ。


下足番は若旦那だろうか、丁寧に外まで見送ってくれる粋な店だ。


美味しい食事をいただき感謝をこめて
「ごちそうさま!」


【お店】 
・どぜう飯田屋
・東京都台東区西浅草3-3-2
http://asakusa-ryoin.jp/iidaya/



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