3月はテレビの番組改編の時期。
「マッサン」には楽しませてもらったが、もうすぐ終了だと思うと淋しくなる。
それと、意外にハマったのが日曜日21時の「流星ワゴン」
次回は最終回だが、どんなラストになるのか興味津々だ。
西浅草の「どぜう飯田屋」
明治36年の創業で、東京の5大どぜう屋に数えられる。
ちなみに、読み方は「どぜう」じゃなく、「どじょう」ですよ(笑)
「流星ワゴン」では開始早々ヨシカミで暴れた香川照之が、第2話ではこの店でも大暴れ。
ここの2階で、息子の西島秀俊の上司の常務相手に、「瀬戸内海のサメの餌にしちゃる~」と殴りかかってたよね(笑)
一階、二階は入れ込み式だが相席はないのが嬉しい。
一番人気はどぜう鍋。
しかし、あたしゃどぜうは苦手なので親子丼で注文。
モンペのような、作務衣のような、どぜう屋らしい姿のオバチャンが注文を取りに来る。
親子丼の注文を告げると・・・
「大盛りでいい?」
「いや、普通盛りで・・・」
「大盛りもできるからさ、大盛りにしときましょう、ねっ、ねっ・・・」
という事で、大盛りになりました(笑)
あたしゃ浅草のオバチャンにはけして逆らいません。
どの席にも、お銚子かビール瓶が並んでいて賑やか。
私の目の前にはタダのお茶・・・
仕方がないさと分かっちゃいるけど、侘しいね~。
●親子丼定食(820円)
たっぷりの鶏肉をふわっとした玉子でとじた親子丼。
深さのある丼なのでかなりのボリュームだ。
それではいただきます
七色は全体的にパッパッパ・・・
豆腐とわかめの吸い物は、柚子のおかげで後味サッパリ。
キュウリと蟹の酢のもの。
蟹はちろんホンモノでミョウガの風味がアクセント。
お新香。
ふんわりとした玉子とジューシーな鶏肉が美味い昔ながらの懐かし系。
どこにでもありそうで、滅多にお目にかかれない完成された親子丼。
夜はそれなりの値段だが、お得すぎるランチは狙い目だと思う。
明治の創業以来、言い継がれてきたという家訓があるそうだ。
「親父の仕事はタレをとることと、下足番」
お客の靴を出す仕事が親父の仕事と言い切る姿勢はアッパレ。
下足番は若旦那だろうか、丁寧に外まで見送ってくれる粋な店だ。
美味しい食事をいただき感謝をこめて
「ごちそうさま!」
【お店】 ★
・どぜう飯田屋
・東京都台東区西浅草3-3-2
・http://asakusa-ryoin.jp/iidaya/
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