★★/尾張屋(浅草)/~天ぷらそば~ | 夢酔亭主人のオムライス食日記

夢酔亭主人のオムライス食日記

上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

浅草、上野の蕎麦の名店を巡り、そのお店を代表する種物を食べ歩く企画も第12弾。


浅草雷門通りの尾張屋本店。


創業は明治3年というから、老舗が揃う浅草でも歴史は古い蕎麦屋。


左側が入口、右が出口の昔ながらの造りのお店。


サンプルケースの中でも最上段に鎮座するのは天ぷらそば。


安定感があり、何を食べても安定していてハズレはないんだが、このお店の代表選手の天ぷらそばを注文。


雷門に近い支店は、地方や外国人の観光客でごった返しているが、本店は地元客が中心で静かで落ち着いた雰囲気。


●天ぷらそば(1,400円)


温かい汁の上で気持ちよさそうに横たわる天ぷら。


黄金色に輝く理想的な姿。


スッキリした色合いの丼もよござんす。


それではいただきます割り箸


脂肪よ燃えよ!とばかりに七色は多めに降りかける。


起立!


推定身長20cmということは、生前のお姿は25cm程の巨体だったと思われる。


スリーサイズはBWH全て15cm。


汁を吸って柔らかい部分や、サクサクの部分もあるコロモの美味さは格別。


安い油を使う店では絶対に食べないのが天ぷらそば。


汁に嫌な油が浮かぶと食べられたもんじゃないんだが、良質な胡麻油だけだと汁にもよくなじむ。


海老の食感はプリッというのではなく、ブチッと歯を押し返すような強い弾力。


ここの蕎麦は「もり」よりも種物に向いているのかも。


後半は薬味の葱も加えて風味を変えるのもいいだろう。


お土産は店内で販売している揚玉。


海老の旨みを吸った揚玉は、ごはんにかけるとヘタな天丼よりよほど美味い。


約400gのボリュームでたったの100円。


美味しい食事に感謝をこめて「ごちそうさま!」


【お店】 ★★
・尾張屋本店
・東京都台東区浅草1-7-1
http://r.gnavi.co.jp/g615000/


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