ボランティア・地域医療・その3 | 神産巣日神(かみむすびのかみ)のブログ

神産巣日神(かみむすびのかみ)のブログ

古来、日本では、「愛」と云う字を使わないで、「産巣日(むすび)」と言いました。「むすび」と云う言葉は、「愛」と云う言葉よりも非常に深遠な意味を含んでいるのです。ときに、神産巣日神は「造化の三神」の内の一柱の神であり、獨神(ひとりがみ)で御座います。唯々感謝。

 昨日のブログの中段に、「去る11月17日(月)の「黒胡麻ごま」のブログ の中段やや下に、『(前略)医師になってからは、9年間伺っておりました。夏の健康診断は3日間ありますので、4泊5日になることがあり、(後略)』と記させて頂きました、・・・」と記させて頂きました地域医療研究会の夏の健康診断の4泊5日が終了した、平成15年8月8日(金)のことで御座ございます。十二支(じゅうにし)で一周して、今年と同じひつじ年のことです。学部生の方々(かたがた)はもう一泊して、この日の夜、肝試(きもだめ)しとかレクリエーションをして夏期合宿をめるのが例年のことでした。母校の男子学部生のかたから、肝試(きもだめ)しを勧められましたが、学部生の方々(かたがた)で楽しんで下さいと丁重に話して、これまで失礼致して参りました。その後、肝試(きもだめ)しで問題があったということは聞いておりません。

 帰宅するために、毎年のように、一人で路線バスを待っているときのことです。バス停の前で、住職のようなかたの運転する自動車が停まりました。誠に有り難いことに、最寄りの駅(まで)送ってくれるとのことで御座ございました。但し、前述の去る11月17日(月)の「黒胡麻ごま」のブログ で記しましたように、荷物が多いので、誠に申し分けないと思い、車で送って頂くのでは無く、お布施ふせをさせて頂きました。家系が伝承して来た仏教の信者として、六波羅蜜ろくはらみつ般若はんにゃ[智慧ちえ]・禅定ぜんじょう[静慮せいりょ]・檀那だんな[布施ふせ]・尸羅しら[持戒じかい]・羼提せんだい[忍辱にんにく]・毘梨耶びりや[精進しょうじん])を実践するべきとされています。

 普通に「布施ふせ」とえば、財施ざいせ法施ほうせ、そして、無畏施むいせの三種類があります。財施ざいせをさせて頂きました処、下の写真のようなぉ札を頂きました。前述の住職のようなかたとは、この場でわかれ、バスで最寄の駅(まで)行きました。前述のブログ で記しましたように、村営バスの運行が一日2本であります。村営バスから路線バスに乗り換えるときのバス停でのことでした。路線バスのほうは一時間に一本位の運行があります。(^O^)



七施精舎



 帰宅して、書かれてあります「七施」につきまして、調べました。「雑宝蔵経ぞうほうぞうきょう」というぉ経の中で、釈尊(お釈迦様の尊称)は「財力や智慧が無くても七施として、七つの施しが出来る」ことを教え示されておられます。「無財の七施」といい、財持が無くても出来る施しがあるとのことです。すなわち、費用も、資本も、そして、能力も使わないで実行出来る布施ふせのこととのことなのです。

 その七つの布施ふせとは、


 一、眼施(慈眼施)

 二、和顔施(和顔悦色施わがんえつしきせ

 三、愛語施(言辞施)

 四、身施(捨身施)

 五、心施(心慮施しんりょせ

 六、壮座施そうざせ

 七、房舎施ぼうしゃせ


 漢字を御覧頂いて、お察し頂けると存じ上げますので、詳細な説明は割愛させて頂いて、項目のみ記させて頂きます。

 以上が無財の七施とのことで御座ございます。唯々感謝。(^-^)