丁度五週間前、すなわち、去る12月13日(土)の「土(トルコ)・1」のブログ で、「機会がありまして、宜敷(よろし)ければ、続きを記させて頂きます。」とぉ伝え申し上げまして、誠に有り難いことに、「いいね」を頂きましたので、今回、その続きを記させて頂きます。(^O^)
昭和62年(1987年)(菜食を始める前のことです)8月15日【土】(本日と同じ土曜日で、しかも、土[トルコ]のことです。)の朝、日本人男性3人で、夜行列車で、土(トルコ)のイスタンブル(イスタンブル[トルコ語: İstanbul 【isˈtanbul】])(日本では、一般に「イスタンブール」と呼ばれることが多いですね。)駅に到着致しました。
前述の前回のブログ の下段に、カッパドキアのことを記させて頂きましたが、まず、振り返りと致しまして、その追加の写真を下に添付させて頂きます。
さて、イスタンブルでの一日目のことは、前述の去る12月13日(土)の「土(トルコ)・1」のブログ に記させて頂きましたので、二日目以降のことで御座います。
15世紀中頃から19世紀中頃までオスマン帝国の君主が居住した宮殿であるトプカプ宮殿(土[トルコ]語:Topkapı Sarayı)に行(い)ってみました。現在は博物館として公開されています。入館するために、人々が並んでいました。「第一の庭」の奥にある「挨拶の門」(バービュッセーラム)が宮廷の入り口で、かつては許された者しか入ることが出来ず、当時はトプカプ宮殿博物館の入場口となっていました。「挨拶の門」の写真を下に掲載致します。
「挨拶の門」の内側には、「第二の庭」と呼ばれる、公式行事に使われた広場があります。これを外廷(ビルン)(行政と公式行事の行われる場)の施設が取り巻きます。トプカプ宮殿の内部は、この外廷(ビルン)、君主の私生活の場である内廷(エンデルン)、そして、女性達の住む後宮(ハレム)の3つの部分からなっているとのことです。順路に従って、進みます。
壁面装飾に通常見られるイスラーム美術の一様式で、幾何学的文様(しばしば植物や動物の形を基[もと]とするとのことです)を反復して作られているアラベスク(arabesque)が見られます。因(ちな)みに、アラベスクは、この後訪れる、西(スペイン)のアンダルシア州グラナダにあるアルハンブラ宮殿(西[スペイン語]: la Alhambra)でも見られました。機会がありまして、宜敷(よろし)ければ、このことも記させて頂きます。
続きの写真にも、アラベスクが見られます。建物は大理石で作られています。
トプカプ宮殿内の下の写真には、何ヶ所かに設置されている水道の蛇口が見られます。当時、「謁見(えっけん)の間(アルズ・オダ)」では、スルターン(アラビア語: سلطان sultān)(イスラーム世界における君主の称号の一つ)と拝謁者との会話が外に漏れないように水道の蛇口開き、 水が流されていました。
以下に、トプカプ宮殿・宝物館の展示物の写真を添付致します。写真を撮影(と)ってもいいとのことでした。2つ目の画像は、86カラット(carat)のダイヤモンドの写真です。
欧州(ヨーロッパ)で、特筆すべき宝物館といえば、知る限り、3ヶ所挙げられると思います。
まず、このトプカプ宮殿・宝物館です。オスマン
また、英国のロンドン塔にある英国王室の宝物館です。英国王室が所有する歴代の宝物が保存・
更に、オーストリアの首都・ウィーン(標準
以上の3ヶ所です。機会がありまして、宜敷(よろし)ければ、これらの2ヶ所目、そして、3ヶ所目のことも、更に画像を添えて記させて頂きます。
ときに、前述の去る12月13日(土)の「土(トルコ)へ」のブログ の上段で、泊っている宿では、絨毯も販売していて、この宿の日本人女性経営者は、宿泊している日本人に絨毯の購入を勧めていましたと お伝え申し上げました。そして、宿泊している日本人は 皆、考えている様子でした、と記させて頂きました。
シルク(英語: silk)(絹)の絨毯は高価であり、手が出ませんでしたが、ウール (英語:wool)(毛)の絨毯でしたら、と思いました。
天然の色素のみによる染色が行われているとのことでした。例えば、植物を用いた天然色素が多いようで、緑でしたら、草、そして、灰色でしたら、鉱物の石を削った色素を用いているとのことでした。
また、ウールは天然の繊維ですので、自然の、例えば、火に強いとのことでした。化繊(化学繊維)ですと、火を近づけると、燃えて穴が空いてしまいますが、ウールの絨毯に火を近づけても、少し焦げる程度で燃え上がることはありませんでした。その後、絨毯の表面を擦れば、元通りになります。すなわち、天然のウールは、合目的に 自然の火に強いのですね。
更に、イスタンブルでは、ウールの絨毯を路上に敷いて置いて、車に 態と轢かすのだそうで御座います。そう致しますと、価値が上がるのだそうです。以上の3点が、ウールの絨毯について伺った薀蓄で御座います。
但し、旅の途中であるため、ウールの絨毯は重量がありますので、その後の旅で持ち運ぶ訳にはいきません。そう思っていましたら、同じ宿に泊っている日本人の学生(男性)の方(かた)が、この後、帰国するので、5,000円で運んでくれるとのことでした。そこで、帰国後、彼の大学迄、受け取りに行くとのことで、お願いしました。勿論、帰国後、彼の大学迄、取りに行きました。
数あるウールの絨毯の中で、一番気に入った色彩の絨毯を選びました。特に、藍(あい)色が気に入りました。色彩のコントラスト(contrast)(対照)もいいと思われました。今日では、この絨毯は差し上げましたので、…で御座います。以前のこの絨毯の写真を、下に掲載致します。
機会がありまして、宜敷(よろし)ければ、この旅の続きを記させて頂きます。
本日も、最後