両者 共に ほぼ 約8時間の時差でありますが、米国西海岸から帰国するより、欧州(ヨーロッパ)から帰国する方が時差の影響を強く受けて、時差ぼけが重いという報告があります。
一昨々日、すなわち、去る10月30日(木)の「東・西ベルリン(東・西独)」のブログ でぉ伝え申し上げましたように、学部生の頃(昭和62年春休み・菜食を始める前のことです)に、約3週間、エコノミー(英語: economy)に、マレーシア航空で、米国のロサンゼルス(英語: Los Angeles)に行き、そこから、グレイハウンドのバスを用いて、約4、200kmを横断致し、ニューヨーク迄行き、そこからもう一回北米大陸を横断致し、ロサンゼルスに戻ってきました。因みに、この話を 家政婦に伝えましたら、誠に有り難いことに、体力がありましたねとのことでありました。
なお、某・予備校の英語テキストの例文で、“The best way to see a country,to get to know its people is to go on foot,or if not on foot by some slow-moving machines of transport.” 、直訳しますと、「その国の人々のことが わかるようになるために、一つの国を観光する 最善の方法は、徒歩で行うことである。あるいは、徒歩で行うことでなければ、ゆっくりとした 交通機関を用いて、(旅を)行うことである。」との文章を暗記しましたので、潜在意識に入ったようで、真に受けてしまいました。
因みに、“if not on foot” が条件文ということがわかれば、or 以下の述語が省略されているとして、読めるということで、例文になっているようです。
極力、このような省略した文章にせず、理系的な、わかり易い文章を書かせて頂いておりますので、文系的な洗練された文章をぉ読みになられておられる方々にはまどろっこしい文章とぉ思いになられるかもしれませんが、御理解頂けましたら、誠に有り難く存じ上げます。
ときに、後で精神分析(心理学)を勉強していて、わかったことですが、言語化(英語verbalization)しないで、無意識に入ると、行動化(英語:acting out)するということがあります。例えば、1960年代(1956年とも言われています)、米国で、映画によるサブリミナル(英語:subliminal)効果(意識と潜在意識の境界領域より下に刺激を与えることであらわれるとされている効果のこと。サブリミナルとは「無意識下・潜在意識の」という意味の言葉です。)を狙って、現在では世界中何処へ行ってもこの名称を目にすると言われている有名な某・飲料水の映像を1/24秒単位で入れましたら、この某・飲料水の売り上げが伸びたということがあったとのことで御座いました。
一方、アニメーションは1秒間に24コマの絵を見せることによって、動いているように見せます。 1秒間に24コマは、人間の目の残像のために1コマ1コマが続いているかのように見える限界に近い値として決められました。
サブリミナル(subliminal)効果とは、1/24秒のメッセージを気付かない乍ら、無意識のうちに、ある行動に駆り立てられるということです。
現在、映画やテレビ放送等ではほとんどの場合、サブリミナル(subliminal)効果の使用を禁止されていることになっています。
前述致しましたように、学部生の頃(昭和62年の春休み・菜食を始める前のことです)に、エコノミー(economy)に、マレーシア航空を用いて、往路、東京(成田・3月21日【土】昼過ぎ発)からロサンゼルス(英語: Los Angeles)(3月21日【土】午前9時20分着・日本との時差は17時間)(偏西風の関係で、往路は復路よりも約1時間、飛行時間が短縮されるとのことであります。)迄、移動しました。
それから、グレイハウンドのパスを使い、夜行バスを用いて、ロサンゼルス(英語: Los Angeles)(カリフォルニア州)から、ツーソン(Tucson、パパゴ語:Cuk Ṣon)(アリゾナ州)、エル・パソ(英語:西語: El Paso)(テキサス州)(一昨々日のブログ で言及致しました)、サンアントニオ(英語: San Antonio)(テキサス州)、ニューオーリンズ(英語: New Orleans)(ルイジアナ州)、アトランタ (英語:Atlanta) (ジョージア州)、デイトナビーチ (英語:Daytona Beach)(フロリダ州)、(ワシントンD.C.)(ワシントン・ディーシー、英語: Washington, D.C.)(メリーランド州とヴァージニア州の境)、そして、ニューヨーク(英語: New York)(ニューヨーク州)(一昨々日 の「東・西ベルリン[東・西独]」のブログ で言及させて頂きました)とそれぞれの都市で、昼間、半日、滞在致しました。
途中、太平洋標準時(Pacific Standard Time: PST)、山岳部標準時(Mountain Standard Time: MST)、中西部標準時(Central Standard Time: CST)、そして、東海岸標準時(Eastern Standard Time: EST)と、米国西海岸から同・東海岸迄、4つの標準時があり、時差が3時間ありました。
ニューヨーク(英語: New York)(ニューヨーク州)から折り返して、やはり同・夜行バスを用いて、ナイアガラ・フォールズ(英語: Niagara Falls:滝)(カナダのオンタリオ州と米国[アメリカ]のニューヨーク州の境)、シカゴ(英語:Chicago)(イリノイ州)、セントルイス(英語:St. Louis)(ミズーリ州)、カンザスシティ(英語:Kansas City)(ミズーリ州)、デンバー(英語: Denver)(コロラド州)、ベイル (英語:Vail )(コロラド州)、ラスベガス(英語: 西[スペイン]語: Las Vegas)(ネバダ州)、そして、ロサンゼルス(英語: Los Angeles)(カリフォルニア州)とそれぞれの都市で、昼間、観光致し、往路で到着した都市に戻りました。
グランド・キャニオン(Grand Canyon)、そして、ラスベガスで購入致しましたTシャツ や トレーナー(英語:trainer)の写真を下に掲載させて頂きます。これは、お土産に致し、贈りました。
グランド・キャニオンのTシャツ
グランド・キャニオンのTシャツ
去る10月11日(土) 、 10月28日(火) 、10月30日(木) 、そして、昨日の11月01日(土)のブログ で記しましたように、昭和62年夏休み、エコノミー(economy)に、パキスタン航空を用いて、欧州(ヨーロッパ)に行った際に、スウェーデンの首都であるストックホルム(Stockholm)から、フィンランドの首都であるヘルシンキ(フィンランド語: Helsinki)(フィンランドは親日的で、北欧では唯一日本語の無料パンフレット[下に示します]があり、東郷ビール[御承知のように、日露戦争のときの東郷平八郎元帥海軍大将のことです。原宿に東郷神社があり、よく参拝しました。]がありました。初歩的な心理学ですが、ソ連[当時の名称]という共通の好ましからざる隣国を想定して、友好的になるということですね。)迄、下の写真のシリヤライン(SILJA LINE)(ユーレイル・パスを用いることが出来ます)を利用したことがあります。その船内で、自称、英語、独語、仏語、西語、そして、露語の5ヶ国を話すという米国人に会い、約3週間で、上記のような、米国の旅をした旨を話しましたら、驚いていて、“crazy”とのことでした。確かに、気に入った都市、もしくは田舎がありましたら、そこに一週間位滞在する旅もいいとは思いますが、せいぜい長くても一ヶ所に二泊三日位であり、誠に有り難いことに、日本人の方々には上記のような、米国の旅を御理解頂けるものと存じ上げます。
ヘルシンキの日本語のパンフレット(pamphlet)
シリヤライン(SILJA LINE)
さて、グレイハウンドのバスの話しで御座いますが、このバスを用いるのは、低所得者かAfrican American(アフリカ系アメリカ人)の方々とのことで、中流以上の方々は航空機を用いるとのことです。
実際、ロサンゼルスで、ロサンゼルスからニューヨーク迄、$99(米ドル)(御承知のように、日本では 下二桁が 98円という値札をよく目にします。流石に 99円では露骨と思われるとのことを伺いましたが、米国では、下二桁 99が多いです。)の格安チケットを見付けましたので、普通でしたら、こちらを用いることでしょう。
グレイハウンドのバスに乗っていて、夜間、州警察が乗り込んで来て、全員起こされました。犯人が乗り込んでいるのではないか、と確認する為に来たのです。バスの乗客全員が、州警察によって パスポート(英語:passport) もしくは 身分証明書の提示を求められました。また、空港からダウンタウン迄の短距離に、このバスを利用する日本人女性2人が乗車して来ました。遠くから見ていますと、震えているのですね。これを見て、リトマス試験紙のように、また、対照試験(コントロール試験)のように、このバスに乗車することはリスクがあるのだな、と初めて思いました。
但し、朝起きて、メガネが無いと、隣のAfrican American(アフリカ系アメリカ人)のぉ年寄りが床に落ちていると教えてくれたり、誠に有り難い交流が御座います。
因みに、座席に寝るようになっていますので、ロサンゼルスのグレイハウンドのバス・ターミナル(この周辺は日本人旅行者にとりましてはリスクがあると伺いました)で、首枕(膨らまして頸に装着するタイプの枕)が売られていて、購入致しましたが、夜行バスを利用する際には必需品であると思いました。当時は、知る限り、日本で売られていませんでしたが、御承知のように、現在では日本でも販売されていますね。
映画「ティファニーで朝食を」を御覧になられた方でしたら、御承知のことであらせられますように、映画の後半で、このグレイハウンドのバスが登場します。因みに、ティファニーは、ニューヨーク五番街にある宝石店であり、実際には朝食を摂取れるような食堂はありません。当時、「地球の歩き方」というガイドブックに、「あなたでもティファニーで買い物出来る。それはトランプ。」との旨が書かれてありましたので、その通りトランプを購入したことが御座います。
この旅の途中のラスベガスには、4月4日【土】について、安いホテル(ラスベガスのダウンタウンには、安いホテルがあります。)に泊まりました。そして、翌日起きてみますと、ホテルの時計と自分の腕時計が1時間違うのです。すなわち、ホテルの一階の時計が午前10時頃を指しているのに対して、自分の腕時計は午前9時頃を示していました。そこで、ホテルの人に聞くと、週末に1時間余分に取り、日曜日の朝、午前1時が2時になるらしい、とのことでした。そのときは旅行中で、そんなこともあるのか位に思っていました。このことが最近になって初めてわかりました。すなわち、この前年の1986年から2006年迄、米国の夏時間は、4月の第1日曜日~10月の最終日曜日でした。この日は、4月5日【日】(4月の第1日曜日・因みに、母親の誕生日)であり、サマータイムの開始日時でした。
因みに、現在、すなわち、2007年からは、3月の第2日曜日~11月の第1日曜日迄に、米国のサマータイム(夏時間)の期間が拡大しました。
サマータイムの開始日時が、日本に帰国する日に当たらなくて良かったと思いました。前述のように、知らずに当日を迎えましたら、1時間おくれるところでした。
ロサンゼルスから日本に帰国致しましたが、日本との時差は16時間でした。前述致しましたように、往路のときは、時差は17時間でした。
ところで、冒頭の米国西海岸から帰国するより、欧州(ヨーロッパ)から帰国する方が時差の影響を強く受けて、時差ぼけが重いという話に戻ります。
記させて頂きましたように、米国西海岸(ロサンゼルス)からも、そして、欧州(ヨーロッパ)からも帰国したことが御座います。
帰国日の一日の時間が、前者は約32時間になり、後者は約16時間になります。両者共に経験しています。
前者の場合は、長めに起きていれば良いから、また、後者の場合は、一日が短くなるので、翌日寝付けないからなのでありましょうか。
更に、診療した患者さんによりますと、欧州(ヨーロッパ)から帰国するより、米国東海岸から帰国する方が時差ぼけがひどいとのことでありました。日本と米国東海岸とでは、ほぼ昼夜逆転しています。
受験生が、試験の為に、夜型から昼型に直すのに約1週間掛かると言われています。人の体内時計を修正するのは、一日2時間迄だからとのことであります。
因みに、一日の体内時計は25時間に出来ていて、これによりますと、毎日、同時刻に起床する人は、一時間早起きをしているのと同じことになりますね。
10数年前に書かせて頂きました内容に、前述致しましたように、最近気が付きました米国のサマータイム(夏時間)のことのみ付け加えさせて頂きまして、記させて頂きました。
本日も、最後迄 お読み頂き、誠にありがとうございました。唯々感謝。(^-^)