Cana's RADIO CAFE vol．1～BARなのにCAFE！？～
C：…どういう人に向けて聞いてほしいのか…
なんかこれは今私がぶつかっているところなので。
L：キャナが？キャナってどういう人に聞いてほしいの？
C：なんか・・今までそういうのが漠然としてて。
ライブやると結構年配の人が観てくれたりするし…
でもおととい、私すごいことに気付いて。
L：なに？
C：なんか…同世代に聴いてほしいっていうのはあるけど、
何を聴いてほしいのかってとこで、
何をテーマに歌っているのかっていうのはやっばり自分が育ってきた家族のことを、
ほんとは歌いたくて。
L：キャナが？ぴっくり
C：でも、家族のことを赤裸々に書くと、
どうしてもお母さんに対する気持ちとか、…
あ、うちお父さんいないんですけど、
そういうのに対する不満とかに食い込んでくると、
お母さんが傷つくから書けないと思ったけど、
一番曲を作っていた時期が小学校だから…
L：そんな早くから作ってたんだ－。いじめられていた頃？
C：そう、そうやってクラスとかでいじめられているから、
なんか、そういうので圧迫された気持ちを曲に書いてたみたいな…
家に帰っても、お母さんとおばあちやんと三人暮らししてて、でも二人が仲悪くて
L：うん
C：悪口を言っていたのとかがすごく嫌で…
L：絶対だめだよね、それは
C：うん…それで、認めてほしいとか…点成績良ければとか、
いい子にしてればちょっと機嫌がいいし…
みたいな気持ちがすごくあって、
ほんとはそういうことをたぶん曲にして発散したかったんだと思うんですね。
母も祖母もすごく私にやさしかったんですけど…
私は家族みんなが仲良くなってほしかったんだと思う…。
陰口を言わないでほしかった、家の中で。
L：うん
・・・・続く