ビックカメラ傘下のコジマ(7513)から株主優待がきました! | なちゅの市川綜合研究所

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【7513】コジマ(東証1部)投資判断 新規Outperform

現在値 302円/100株 PER11.0 PBR0.54 8月配当 株主優待

郊外型の家電量販中堅。競争激化で業績悪化し12年ビックカメラ傘下。

配当金は8月に年1回の4円配のため、配当利回りは1.32%となります。
コジマは株主優待を実施しており、100株以上の株主に対して500円の当社
利用券を2枚進呈しておりますので、配当優待利回りは4.63%となります。

業績を確認していきます。
■2012年8月期 売上高 1,264億円、営業利益▲30億円、EPS▲271円 変
■2013年8月期 売上高 2,819億円、営業利益▲17億円、EPS▲102円  
■2014年8月期 売上高 2,622億円、営業利益 23億円、EPS 13.5円
■2015年8月期 売上高 2,540億円、営業利益 45億円、EPS 27.3円 ce
□2015年2月中 売上高 1,230億円、営業利益 8億円、EPS 0.0円 ce

2014年8月期は売上高が前年同期比7.0%減の2,622億円に留まったものの
営業利益は黒字に転換し、23億円となりました。4月時点で上期決算の
着地見込を一部減額修正していたにもかかわらず、通期の予想を据え置
いていたため未達懸念がありましたが、まずまずの落着となりました。

今2015年8月期に関しては、出店が凍結されているため売上高は微減、
営業利益に関しては親会社のビックカメラとの共同仕入や物流一本化に
より更に改善する見込で、実に85%増となる45億円を見込んでおります。

おもちゃや自転車などの非家電製品の取り扱いやカメラ商品の品揃えを
強化した体験型店舗である「ビックカメラ×コジマ」のコラボ店を55店舗
まで増やしており(コジマの店舗数は全156)、好調な親会社のノウハウ
の共有が着々と進んできております。このコラボ店舗への業態転換で
売上が軒並み2桁増になっているため、残る約100店の旧コジマ店舗分
は業績改善の伸び代が残っているということになります。

以上、足下の業績改善を理由に投資判断Outperformでカバー開始します。

当社に注目したいのはビックカメラとの親子上場となっている点です。
足下では当社と同業のノジマが生き残りを賭けてかつて一世を風靡した
ITXを買収するなど、量販店業界は風雲急を告げている最中ですので、
当社およびビックカメラグループに動きがあってもおかしくありません。

ビックカメラは今年、傘下の日本BS放送を上場させていることもあり
シナジーが最大限発揮されるような資本政策等があるかもしれません。

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