
【2705】大戸屋ホールディングス(東証JQS)投資判断Outperform継続
現在値 1,302円/100株 PER33.3 PBR1.53 3月配当株主優待
定食専門店『大戸屋ごはん処』を直営・FCで首都圏中心に展開。
配当金は3月末の一括20円配当のため、配当利回りは1.53%となります。
大戸屋ホールディングスは株主優待制度を導入しており、3月末の100株以上
の株主に2,500円分の当社食事券を進呈しておりますので、配当優待利回りは
約3.45%となります。
業績は以下の通りとなります。
■2011年3月期 売上高 172億円、経常利益 5.7億円 EPS 27.8円
■2012年3月期 売上高 186億円、経常利益 3.6億円 EPS 45.7円
■2013年3月期 売上高 203億円、経常利益 4.4億円 EPS 43.9円
■2014年3月期 売上高 232億円、経常利益 7.8億円 EPS 27.9円
■2015年3月期 売上高 256億円、経常利益 8.0億円 EPS 39.0円 ce
□2014年9月中間売上高 125億円、経常利益 2.6億円 EPS 2.8円 ce
前2014年3月期はここ数年では業績大ジャンプの年となりまして、売上高が
前年同期比14%増、経常利益では同77%増という落着となりました。
今期はさすがに一服するものの、売上高は2桁程度は伸びる見込みであり、
新たな成長ステージに入ったかの様な印象を受けます。
まだ大戸屋が100店舗弱の頃には考えられなかったのですが、現在では
それなりにFC店舗を増やしているため、加盟金収入の増が効いています。
既に308店舗中でFCが半分以上のシェアを占めており、先食いして勿体無い
感じはあるのですが、ひとまず国内外500店舗の達成を優先させている
ものと考えられます。まずは規模優先ということですね。
昨年は当社としてはめずらしく約14億円に及ぶエクイティファイナンスを
行いましたので、旺盛な資金需要を理由に記念配を落として配当も半分に
なってしまったのですが、この様に成長ストーリーがはっきりしているので
差し当たり評価しても良い資本政策であると考えております。
以上、投資判断はOutperformを継続します。
台湾で幅を利かせるファミリーマートとの提携は店舗展開に非常に弾みが
つきますので、75店舗まで膨れ上がった海外店舗も一段の高みを目指せる
状況です。基本は新規出店で業績を伸ばしていくイメージでしょうか。
後は食中毒やお茶事件みたいなことが再発しなければ大丈夫です。
※参考記事① 2013-08-10 1,097円 投資判断Outperform
大戸屋(2705)の第1四半期決算と味噌カツ。
http://ameblo.jp/mtr-cyberbranch/entry-11589854889.html
※参考記事② 2013-07-08 1,070円 投資判断 Outperform
大戸屋ホールディングスから株主優待が届きましたので短評。
http://ameblo.jp/mtr-cyberbranch/entry-11567917492.html
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