10年以上クラブに通っているので、ぼちぼち思い出話が溜まってきましたw
クラブでの思い出をシリーズで書いていこうかなーと思います。
Episode1
所用で地元に帰った時の話です。
普段東京のクラブは友人と二人で行くことが多いのですが、地元に急遽帰ったことももあって、他に行く人もいなかったので、一人でクラブに行くことになりました。
このクラブは地元では最も盛り上がることで有名なクラブです。
このクラブの特徴としては、大体21時くらいから盛り上がりはじめ、深夜1時閉店というところです。
普段東京でのクラブ通いしていると、1時に入店するくらいなので、ずいぶん早いのです。
クラブで一人で行くと、制限されることも多いのであまりオススメはしないですが、この場合は仕方ありません。
まずは入店です。
東京のクラブだと男一人での入場が禁止すれているようなクラブもあるのですが、このクラブは大丈夫でした。
入店してからとりあえず飲みます。
一人で寂しく飲みましたw
レッドブルウォッカでした。
寂しいですけど、仕方ないですね。
この寂しさから脱するためには、誰か一緒に飲んでくれる女の子を探さなければいけません。
このクラブは、すごい混んでいるのですが、女の子一人でいる子は見当たりません。
なので、一緒に飲んでくれるとしたら、女の子二人組に混ざるのか、もしくは、男と飲むかのどちらかです。
さすがに知らない男と飲むのは楽しくないので、女の子二人組と飲むを選択します。
二人組を見つけて
「一緒に飲もうぜ~」
と言って回ったのですが、相手にしてくれません。想像以上に厳しい現実です。
男一人で女の子二人相手するのはなかなか厳しいのです。
あまりに流れが悪いので、この日はクラブの近くに泊まっていたホテルに帰ろうかと思ったのですが、ホテルに帰ってもやることはありません。
ホテルに帰っても寂しい思いをするだけなのです。
クラブで寂しい思いをするのも、ホテルで寂しい思いをするのも同じなので、どうせならクラブで酔っ払ってからホテルに帰ろうと思って、もうちょっとクラブにいることにしました。
そして、手っ取り早く酔っぱらおうと思って、シャンパンのボトルを買ってみました。ボトルといっても3000円で買えてしまいます。
ボトルを片手にウロウロしました。
すると、どうしたことでしょう。
女の子二人組から
「ちょっと飲ませてよ~」
「一緒に飲みたいよ~」
と、立て続けに声をかけられ始めたのです。
さっきまであれほど流れが悪かったのに、シャンパンボトルを持ってウロウロしただけでなんということでしょう。
当然女の子としては、シャンパンを飲みたいだけなのですが、この悪い流れから一転、三組の女の子達と一緒に時間を過ごすことが出来たのです。
でも、このシャンパン効果も三組の女の子で終わってしまいました。
シャンパンがボトルからなくなったのでも、次の女の子から声をかけられなかったのでもありません。
最後に仲良くなった女の子の片割れの子とすっかり意気投合できたのです。
その女の子は、自分ともっと一緒にいたいという理由で、友達の女の子を先に帰してくれました。
当然、その後は泊まっているホテルで一緒にいきました。
ラッキーな事です。
翌日、東京に帰ってきたのですが、その子は新幹線のホームまで見送りにきてくれました。そんないい子でした。
見送りにまで来てくれた女の子に感謝しつつ、帰路につきました。
普通に、ナンパだったり、クラブに行ったりしていると定期的にこんなことはあることなんですが、たった一本のシャンパンボトルが流れを変えてくれたという良い思い出話です。
クラブの中で「目立つこと」ってすごく大事ですけど、これは比較的簡単に目立つ方法なんじゃないでしょうか!
ボトルもって、ウロウロしている人ってあんまりいないですからねー。
この時は単純に偶然の産物ですけど、こんな風にして目立てたことがこの時の勝因と言っていいと思います。