【議員政策研究会『市街化調整区域における土地活用の規制緩和分科会』スタート！】更なる議論へ！

　9月29日に、第1回目の議員政策研究会『市街化調整区域における土地活用の規制緩和分科会』が開催されました。

　『議員政策研究会』とは、「市政に関する様々な諸課題に対して、共通認識の醸成を図り、市議会としての政策立案機能の向上に資する為の会議体」であり、四日市市議会独自のルールで定めている議員による議論の場です。

　この度設置された議員政策研究会分科会は、平成26年度に設置された議員政策研究会『既存集落の維持に向けた市街化調整区域における土地活用の規制緩和分科会』の流れを汲むものであります。

　議員政策研究会『既存集落の維持に向けた市街化調整区域における土地活用の規制緩和分科会』では、自己用一戸建て住宅の建築に関する規制緩和の条例改正案を取り纏め、平成27年2月定例月議会において当条例改正案を議員発議で議会に上程し、条例改正案は満場一致で可決されました。

　この条例改正に伴う、市街化調整区域における既存集落の自己用一戸建て住宅に関する規制緩和は平成28年4月からスタートします。

　当条例改正につては、過去のブログに詳しく記載しているので過去のブログをご参照下さい。

　話は戻り、今年度設置された議員政策研究会『市街化調整区域における土地活用の規制緩和分科会』は、前回に引き続き私が議員政策研究会全体会で提案し、各議員の賛成により設置が認められました。

　今回の分科会の設置趣旨は、「人口減少が始まっている四日市市において、自治体間競争を勝ち抜くには土地政策が大きなポイントとなってくると考える。無秩序な開発を助長するのではなく、都市計画法の方向性の枠内で更なる市街化調整区域の規制緩和を図ることが出来ないかを建設的に議論していく。例えば、インターチェンジ付近、幹線道路沿いにおける店舗等に対する規制緩和は自治体間競争を勝ち抜く為の大きな要素になると考える。」であります。

　今回行われた第1回の分科会では、会長、副会長の互選が行われ、提案者である私が会長に就任させて頂くことになりました。

　また、副会長は石川議員に就任して頂くことになりました。

　今後、当分科会では設置趣旨に記載した様に、『インターチェンジ付近、幹線道路沿いにおける店舗等に対する規制緩和』を主たるテーマとして取り扱います。

　これから、当分科会は月1度のペースで開催し、平成28年4月を目途に調査研究内容を取り纏めていきたいと考えています。

◎これまでの「市街化調整区域における土地活用の規制緩和」関連ブログ

■平成24年6月定例月議会　一般質問【市街化調整区域に未来はあるか】

⇒http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-11274473456.html

■平成２５年度6月定例月議会一般質問【取り残される市街化調整区域～人口減少にどう立ち向かうのか～】

⇒http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-11554471784.html

■【市街化調整区域に関する勉強会発足！】市街化調整区域における土地利用の規制緩和の活路となるか！

⇒http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-11760095771.html

■市街化調整区域における土地利用の規制緩和に光！①　《気付け！四日市市がスタンダードでは無い！》