11月20日から4週間の期間限定で始まった『水沢・桜地区におけるバス社会実験』が、12月17日に終了します。



 今日で残り1週間を切りました。


泣いても笑っても残り6日間で、社会実験は終わることになります。


 このバス社会実験期間中の乗車実績を分析し、今後『本格運行』に繋げる事が出来るかどうかを検討していきます。


 無論、乗車数が少ない様であれば、水沢・桜地区の住民にとって、コミュニュティ・バスの需要が無かったと判断され、本格運用が遠のきます。


 また、仮に本格運用になったとしても、乗客者が著しく少ないバス停については、取り除かれる可能性が高いです。



 つまり、コミュニティ・バスが欲しい!という住民の声を行政に届けるには、乗車数という形にしていかないといけないのです。


 まだこれまでの期間の具体的な数字はまだ出てきておりませんが、便によってはある程度の人に乗って頂いている様です。


 私が桜駅で駅立ちをした際にも確認出来ましたし、私が乗った際に運転手さんと色々お話させて頂くと結構な方が乗って頂くとおっしゃっていました。

 

 気になるコミュニュティ・バスの中ですが、以下の写真の様になっています。



 乗客の皆さんにアンケートを取っています。 


年齢層や目的を記入頂いて、コミュニュティ・バスの細かな需要を把握しようと努めています。


 あと、私も驚いたのですが、朝、桜駅から四日市西高校までの通学に西高の生徒がこのバスを多く利用しているのです。




 上の写真は、四日市西高校までバスに乗ろうとする西高の生徒です。


これまで、西高の生徒は桜駅から高校までの長い道のりを歩くしか方法がありませんでした。


そこにバスが走って無料で乗れるという事から、多くの生徒がバスに乗ろうとしてくれています。


毎日、長蛇の列で立ち乗りも含めて29人乗りのバスが満員になっています。


 私も確認した際には、バスに乗り切れずに諦めて歩いていく生徒も見られました。


この需要が、本格運用でお金を取る様になっても続いてくれると、思わぬ収益源になります。


学生なのでお金を取ると利用者は減ると思いますが、ある程度の乗客は見込めると思います。


また、利用された皆さんから、「コミュニティ・バス」を本格運用に繋げて欲しいという強い要望を何件もお聞きします。

 こういった思いが実現するかどうかは、このバス社会実験の結果に掛かっています。

残り6日間、まだお乗りでない水沢・桜地区の方々はぜひお乗り下さい!



■過去の関連ブログ


・【総合交通政策調査特別委員会】「コミュニュティバス」制度作りに向けての議論が始まる

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・【総合交通政策調査特別委員会】「コミュニュティバス」NPO生活バス四日市 西脇代表参考人招致

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・【地域の公共交通手段を守れるか:コミュニュティバス】水沢・桜地区におけるバス社会実験実施!

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・【水沢・桜地区におけるバス社会実験】みんなで乗ろう!バス社会実験の路線図、時刻表の詳細公表!

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