直球勝負! | 北京・Ma Chine...

北京・Ma Chine...

旦那様はマイペースな中国人。

日本に連れ込まれた旦那様の奮闘や、
中国を好きになろうと切磋琢磨する
私の日常・・・

遠距離恋愛中の事・・・

中国と日本、近いけれど、やっぱり遠い。

6年くらい前、私は一人暮らしをしていたけれど自宅に電話はなく、携帯しか持っていなかった。

それにパソコンもなし。連絡は携帯電話でする国際電話のみ。

私の性格にこれはかなりやばかったんじゃ・・・

おかげでこの時期かなりの貧乏暮らしをする羽目に。

でもそんな事などなんのその、嫌がる彼(現夫)に毎日のように電話をしていた私である。


そんなある時彼は出張で敦煌に行く事になっていた。

携帯はあるし、別になんの不便もない。

でもそんな時くらいそっとしておこう(会社の同僚と同室)と電話をかける予定もなかった。

・・・が、どうしても知らせたい?事が発生した。

(ど~~せたいした事ではない)

携帯に電話をするも通じない。

「対不知・・・・」

と留守電のようなものが始まるのみ。


こうなるとも~~~気になって気になってしょうがない。

かけども、かけども繋がらない。

もちろん、よからぬ妄想は膨らみ、勝手な空想によりだんだん腹まで立ってきた。


よっしゃ~~、こうなったら敦煌中のホテルに電話するぞ~~。

どうせ、敦煌なんてそうホテルは多くないよ・・・な。ホテル名聞いとけば良かった。

某旅行会社の本を開くと以外に多い敦煌のホテル。


中国語は全くだめ、英語もだめ、日本語なんて通じるはずもないけれど

私の決心は固かった。

ホテルの人も困るだろう~、でも知った事ではない。

何件くらいかけただろう・・・・スペルを言う私・・・

見事あるホテルに彼は宿泊していた。


「ウェイ?」

まさか日本から私が電話するなんて思ってもいない彼

「ちょっと、携帯繋がらないんだけど!!」

いきなりこれはないでしょ~~。


先日主人のお友達夫婦、離れて暮らすも相手を信じてるから

全く不安もない・・・と言っていたっけ。


でもこんな私だけれど彼からは物珍しがられ案外幸せに暮らしています。