昨日はそれなりにダートを走り込んだため、結構疲れた。
そんな夜は盛大にイビキをかくようだ。
夕べは自分でいびきをかいているのがわかったよ。(笑)
7時前に朝食。
ルートインホテルの朝食は充実している。
ご飯とお味噌汁でしっかり食べた。
あまり、ご当地ならではというものはなかったがまあOK。
なぜなら今日は走りは一休みして、グルメロードの旅だからだ。(^_^)v
それにしても北海道とは言え、ニュースになるほど暑い日が続いている。
いい加減ジャージやMXパンツが汗ですっぱくなってきている。(爆)
昨日の昼間は結構な雨にも降られたのでなおさらだ。
今夜の宿はコインランドリーがあるビジホなので洗濯だな。
今朝、ホテルを出発しようと荷物を持ってバイクのところに行ったらなんと、職場の先輩がいた。
アンディーだ。
非常に優秀だが、人間性に難があるのであまり個人的にはつきあいたくないタイプではある。(苦笑)
一応立場上、オイラが上司ではあるが・・・・
バキッ!!(-_-)=○()゜O゜)アウッ!
斜里に泊まり、根室半島を目指す場合、時間さえ許せば、ウトロ~知床峠~羅臼と知床周りをするのが普通だと思う。
しかし、オイラは知床半島の根元を突っ切る斜里街道を選んだ。
理由はこの林道だ。
富士林道。
3年前に、アフリカツインではいりこんだは良いが、ドロドロぬたぬたでその時のシラックというオンロード用タイヤでは到底無理と判断し、Uターンしたまでは良かったが、足場が悪く滑るモンでその場で転倒。
満タンにした直後と言うこともあり、起こしきれず、おまけにぎっくり腰になるという屈辱を受けた場所なのだ。
幸い、国道からは200m程度の距離だったので、その時は通りすがりの地元のおにいちゃんに手を貸してもらったのだった。(^_^;)
このまま負けっ放しでは済ませられない。
そこでまずは朝イチにその富士林道を目指した。
案外あっけなく発見。
しかし、入り口の様子が記憶と違う。
まあ、それでも朝イチの体慣らしをかねて、砂利のフラットダートを走行。
抜けてしまうとまた、今朝の宿の方から回ってくることになるのでほどほどのところでUターン。
しかし、絶対に「あの場所」とは違う。
斜里国道に戻り、脇道を丹念に確認しながらゆっくり走ると、有った。
両サイドのブッシュが多いため、一見印象が違うが、入り口からいきなり登りとなり、しかもドロドロ。
ここに間違いない。
3年前にこけてしまった場所の少し先まで行ってきた。
かなりの泥ぬただ。
すでに5部山程度になっているタイヤではWRといえども、かなり滑る。(^_^;)
まあ、でも、お礼参りもなんとか終わったのでこれでもう恨みっこなしだ。
さあ、さらりと忘れようぜ。
(´ー`)┌フッ
そういえば、この国道沿いにローマ遺跡か?と思わせるような建造物があった。
旧国鉄の橋桁だそうだ。コンクリート技術云々と鼻高々な解説板があった。
そういえば、道央から道東に来てから虫が多くなってきた。
バイクも汚れるし、体にべちべち当たってくる。ヘルメットの汚れもひどい。
やはり夏の北海道にはオープンフェイスのヘルメットはあり得ないな。たとえゴーグルをしていたとしても顔が虫だらけになるのがオチだ。(苦笑)
斜里国道の途中の脇道が砂利ダートだったので走ってみた。
なんでも川北温泉という無料の温泉が行き止まりにあった。
ちゃんと着替え用の掘っ立て小屋もあるし、いちおう男女別になっているようだ。
でも、スズキのDR250というバイクがおいてあったのでそのライダーとおぼしきひとがすっぽんぽんで風呂の入っているのが外からでも見えたけどね。(爆)
ぜひ、若い女性がいるときに来てみたいものだ。
バキッ!!(-_-)=○()゜O゜)アウッ!
お次は別の脇道。
金山スキー場というローカルスキー場があった。
誰もいないのを良いことに、ちょっとだけヒルクライムをして遊んだ。(^_^)v
さらに奥に進むと橋にこんな看板があった。
何か見えるかと期待し、橋から下の川を見下ろすと・・・・
地質調査?
鉱脈探し?
妙なアンテナをもっているひとが3名ほどウロウロしており、明らかに怪しい。
そのダートは別の道へ抜けられるはずなのだが、分岐を目の前にして、通せんぼされていたので仕方なくUターン。
先ほどの怪しい人たちのものとおぼしきクルマがあったのでちょいとのぞいてみたら・・・
サクラマスの調査だったらしい。(^_^;)
本日のお遊びはここまで。
あとは海沿いのグルメロードをまっしぐらだ。
まずは尾岱沼で北海シマエビ。。
・・・・のはずが、今日はゆでたエビがないそうだ。orz
活エビなら有ると言うが、昨年それは試して懲りた。
シマエビはゆでてこそ、あの甘みが出るのだ。しかも躍り食いは殻を剥くのも大変だし、何よりもおいしくない。
さっさと出発し、さんまかカニかと迷いながらまずは根室へ向かった。
それにしても暑い。
海沿いルートは景色はいいが単調で退屈だ。その上暑いと来てはたまらない。
別海で空気が少し入れ替わった。
風蓮湖の先まで行ってみたが何も無いのですぐに折り返し。
頭の中でまた連想ゲームが始まる。
風蓮・・・
♪ちゃ~、ちゃららら~♪
♪帝釈天で産湯をつかい、姓は車、なは寅次郎♪
♪お~れがいたんじゃ、およ~めにゃいけぬ♪
♪わかっちゃいるんだ、いもうとよ♪
ご存じ、「フーレンの寅」である。
バキッ!!(-_-)=○()゜O゜)アウッ!
さらにかつての「南極物語」という映画に出てくるアイヌ犬の中に「風蓮のテツ?」と言うのがいた。
角川映画だ。
出演していた荻野目慶子がまだかわいかった頃。
そのまま、角川つながりで薬師丸ひろこの探偵物語が頭の中で鳴り響く・・・・
あんまり退屈な道なんで次々とくだらない発想がとめどなく広がる。(爆)
ようやく風蓮湖の南岸にある、道の駅にたどり着いた。
いつもは寒いくらいの根室があり得ないくらい暑い。
見ようによっては海猫にみえる・・・?
おまけに以前ここにあったサンマづくし定食がメニューからなくなっていた。
新鮮なサンマの刺身を楽しみにしていたのに・・・・orz
サンマもあきらめ、仕方なく花咲港に行くことにした。
まあ、おいしくはあるのだが、所詮、ヤドカリ。
本物のカニとはひと味違う。
むしろエビの味に近い。
昔、オーストラリアのフィリップアイランドで何度となく食べたでっかいロブスターと味が共通する。
非常に大味な感じ。むしろ、ワサビしょう油で食べた方が美味いんじゃないかとさえ思える。(苦笑)
途中の休憩場所で地元のおっちゃんと立ち話。
おっちゃんは70才で昆布関係の仕事をしているらしいが、震災による津波の被害が昆布にも出ているらしい。
確かにこのあたりを走ると、例年ならば昆布をそこいらじゅうで干しており、ミネラルたっぷりな芳醇な香りをまき散らしているのだが、今日はほとんどその濃密な香りがしないのでおかしいなとは思っていた。
どうやらそういうことらしい。
おっちゃんは70とは思えないほど若々しく、いろいろ話をしてくれるのでおもしろい。
このところの北海道とは思えないほどの暑さも、かつて経験済みだそうだ。
おっちゃんが子どもの頃、何年も続けて暑い夏があった時期があるそうだ。
長い周期で天候が波を打っているのかもね。
プロペラ取り付け中・・・・・・(^_^;)
霧多布のあたりまで来るとようやく海風が涼しく感じられるようになってきた。
午後3時を回っているので時間のせいもあるだろう。
厚岸の手前に少し林道があるのだが、あまりの暑さにやる気が出ず、素通り。(苦笑)
ムツゴロウさんってまだ生きているんだっけ?
それから涙なくして語れないものも・・・・
今イチ不完全燃焼なグルメロードの旅の最後を締めくくるべく、厚岸で牡蛎を食べることにした。
毎年立ち寄る店だ。
結局、生牡蠣と牡蛎丼を頼んだ。
少し早い晩ご飯だ。
しかし、なんか今イチだったなぁ。
身はぷりぷりで大粒なんだけど、口の中の後味が今ひとつ。
う~ん、なんか、かみ合わない一日だなぁ。(苦笑)
ま、いいや、このあとはずっとお天気も安定しそうだし、明日からは少しは涼しくなるらしいので、またガツガツと走ることにしよう。
ふとみると、すでにリアタイヤは5部山を割り込んでいる。(^_^;)
こりゃ、家に帰り着く頃にはリアは丸坊主だな。(爆)
本日のグルメ
花咲ガニ 一杯(1500円也)
生牡蠣 (800円也)
牡蛎丼 (1000円也)
本日の遭遇
シマリス 一匹(なんか、ホントにリマリス増えてないか?)
カラス たくさん
山鳩 た~くさん
本日の走行距離:344km(うち、ダート25km)