2011北の大地・その7 無駄な寄り道と夕立 | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

夕べはちょっとワインを飲みたい気分だったのでコンビニで赤ワインを買い込んできて、部屋でしみじみと飲んだ。


体は正直である。
今朝は、う○こが真っ黒!!

ボリフェノールいっぱいという感じである。
バキッ!!(-_-)=○()゜O゜)アウッ! 



それにしても夕べのホテルはエアコンの微調整がきかず、寒いか蒸し暑いかのどちらかだった。

まだ起きている時間はたまらずフリースを着込んでいた。(苦笑)
寝るときもまだエアコンを切ると暑いので、結局つけたままとして羽毛布団をすっぱり頭からかぶって寝ていた。


おかげで明け方に目覚めたときにはノドがからからだった。
幸い風邪はひかずに済んだようだが。



木馬の四方山ばなし-asamesi


それにしても今日で7日目というのに、考えてみたら観光地には全く寄りついていない。

いくつもりでいったのは函館の朝市のみ。あとはたまたま近くを通り過ぎただけ。(苦笑)

でも、良いのだ。走りたいからわざわざ北海道に来ているのだ。

観光をするためではないのだ。(^_^)v



それにしても今回のツーリングで北海道デビューを果たした、zumo660というGPSナビ。

良い仕事をしている。


昨年まで乗っていたアフリカツインにもナビはつけていたが、やはり新旧の性能差は著しい。


木馬の四方山ばなし-navi02

以前のものがパイロット2610
今回はZUMO660

どちらもアメリカ・Garmin社の製品を日本語化してホンダがオプションとして販売したものである。


木馬の四方山ばなし-navi

しかし、性能は雲泥の差がある。

地図のデータ量が豊富になり、お店やガソリンスタンド、ホテルなどの情報も搭載されたので実に便利。
何よりも衛星の捕捉性能そのものが格段に違う。


以前の2610ではちょっと山の中に入ると見通しの良い場所でもロストすることが頻繁に有った。
地図データに載っていないようなダートに分け入るオイラとしては、自分の現在位置だけが頼り。生還するための文字通りの生命線なのだ。


その点、今のところ、660では一度もロストしたことがない。
さすがにトンネルなどでは衛星をとらえることは出来ないが、なんちゃって機能がついているので、走行中のルート上を進行しているようなふりをしてくれる。(苦笑)


そうなると、地図を見る頻度がかなり減る。

以前は、北海道全図でざっくりとルーティングをし、ツーリングマップルで細かいルートを決定していた。
そして、ダートへの入り口など、分かりにくい場所はナビを併用していた。


今回もツーリングマップルとナビの使い方は基本的に変わらない。

変わったのはほとんど全図は見なくなったということ。


ナビが優秀になったおかげで必要性が薄れたのだ。
それに全図ではちょっとおおざっぱすぎるのだ。今後はエリアごとのざっくりした地図を探して手に入れておこうと思う。



朝食後、8時過ぎに出発。まずはお約束のサロマ湖展望台だ。
片道5km程度の砂利ダートを登っていくので体慣らしをかねて登った。


しかし、朝もやで真っ白だった。orz

木馬の四方山ばなし-lake saroma


夕べ、来れば良かった。
昨日は良い天気だったのでそれなりの夕景が望めたはずだった。
ま、あとの祭りとはまさしくこういうことを言うのだ。(爆)



その後は昨日のルートを逆走するかのように再びチミケップ湖まで行き、周辺の砂利ダートを走った。


木馬の四方山ばなし-himawari

木馬の四方山ばなし-blue sky

そこからダートを拾い集めながら、東進し、何本かのダートを走りつないだ後に、ようやく屈斜路湖の北側を横切り、野上峠へ。


木馬の四方山ばなし-sika gate


そこからは屈斜路湖の北岸を走る、湖畔林道を走行。


木馬の四方山ばなし-lake side



この林道、大好きなのだが、今日の感想としては今ひとつ食い足りない。


今まではビッグオフだったので、フラットダートがちょうど快適に走れてジャストフィットだったのだが、今回は攻めの走りが出来るブルーサンダー号。


むしろ、少し荒れ気味のダートの方が楽しかったりするのだ。


フラットダートも楽しいのだが、ちょっと物足りなくなってきたというのが本音だ。


フラットなコースでは少し攻め込まないと楽しくないのだが、その分速度が上がるのでリスクも増すというジレンマがある。

単独のロングツーリングだけにトラブル、特に事故だけは絶対に避けなければならない。



でもなぁ・・・・ものたんねぇんだよ・・・・・(苦笑)



屈斜路湖にたどり着くまでにあちこちのダートに寄り道をしたせいで思ったよりも時間を食ってしまった。


湖畔林道を走り終えたのは午後2時半。



これから阿寒湖エリアまで移動すると約1時間のタイムロスがある。

その時間から、上足寄林道やましてや雌阿寒岳林道に入るなどもってのほかだ。



そこで屈斜路湖から少し北上し、お約束の美幌峠に寄ってきた。

木馬の四方山ばなし-bihoro02

木馬の四方山ばなし-bihoro01


30分ほど時間をつぶしたあと、今夜の宿がある阿寒湖へGo!!


しかし阿寒湖側へ峠を抜けたとたんに雨が降ってきた。
内陸&山間部特有の夕立だ。

北海道もここ数日真夏日が連続して、ニュースネタになっているが、そのせいで毎日のようにゲリラ豪雨のような夕立があちらこちらで降っているのだ。


まあ、今日の雨はたいしたことないし、あと数kmなのでカッパの上着だけ着てそのまま走り続けた。


そして宿には直行せず、湖畔にあるアイヌコタンへ。


木馬の四方山ばなし-ainu01


毎年、ここを訪れてバンダナを何枚か買うのだ。自分へのお土産である。

木馬の四方山ばなし-bandana

結局、すでにもっているものと同じものを含め、都合3枚購入。




しかし、お店をみている間に本降り。。。。


木馬の四方山ばなし-ainu03


木馬の四方山ばなし-ainu02








木馬の四方山ばなし--pretty dog

あ、これは店先にいた子犬。
まるでぬいぐるみみたいでかわいかったので思わず撮影。(^_^)v





その後、明日の走行のためにガソリンを満タンにしてから宿にチェックイン。


今夜の宿は「無駄な贅沢・第2弾」である。

湖畔にある高いホテル。


木馬の四方山ばなし-lake



部屋は和洋室の豪華なもの。

木馬の四方山ばなし-room

でも、阿寒湖の湖畔って初めて立ち寄ったけど、若干寂れた感が否めないなぁ。

木馬の四方山ばなし-town

まあ、全国的に有名だし、温泉もあるので客足はまだまだ多いようではあるが。。。




それにしても部屋の備品はなかなか。

なんと言っても

コーヒーメーカー

がある。
本物の豆までおいてあるっ!!

いやいやホテルとは言え、これは初めての体験だった。

そのほかの備品?ではこれっ!!


木馬の四方山ばなし-siitake tee

一日汗をかいた体には抜群においしいっ!!


晩ご飯は普通のバイキング。
ありがちな何でもありの和洋中だが、味は悪くない。エビチリとチャーハンがおいしかった。(^_^)v


木馬の四方山ばなし-taraba

木馬の四方山ばなし-dinner



そういえば、ホテルのカメラマンが食事中のお客の写真を撮っていた。
明日の朝、サンプルを掲示するので良かったら買って下さいと言うことらしい。

さすがに一人で食事をしているオイラには近づいてこなかったけどね。(苦笑)


夕方の雨は晩ご飯の頃には上がった。結構な降りだったのでバイクの泥がいくらか落ちたことだろう。

もっともあしたは雨上がりのダートを走るので、もっと汚れるだろうけど・・・(爆)


本日の遭遇

シマリス 1匹
キタキツネ 2匹
BMWに乗ったいけ好かないライダー 2人(笑)



木馬の四方山ばなし-distance

本日の走行距離:333.3km(おっぞろ目!!)
            うち、ダート走行 60km


明日は午前中はなんとか天気がもちそうなので、上足寄林道とコンディションが大丈夫そうならば、寝阿寒岳登山ルートを走ろうと思う。


予報によるとお昼過ぎからは降水確率50%くらいらしい。

もっともひと山越えるとまるで天気が違うので読み切れないところではある。


明日は知床の付け根。斜里が寝床だ。

いざとなったらまっすぐ行ってしまえば近いものだ。(^_^)v