製作中 MS-05 ザクI その11(肩部改造 2) | Modelers Survey Service

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MG(マスターグレード)を中心に、ガンプラ(機動戦士ガンダムのプラモデル)の製作過程や完成品などを紹介します。模型の作例はジオン軍のMS、中でも一年戦争時のエースパイロットの専用機やMSV関連の機体が大半を占めます。1/100の旧キットとのミキシングもやってます。

前回は、ショルダーアーマーにスジ彫りを行いました。

今回も引き続き、ショルダーアーマーの改造を行います。

今回製作するザクIは、MGでも発売されているザクI ランバ・ラル専用機同様、ショルダーアーマーにラインと丸モールドがあるタイプです。
このモールドを、WAVEのOボルトを使って再現していきましょう。


まずはショルダーアーマーに穴を開けていきましょう。

ここは特徴的な箇所なので、一番大きい3.0mmのパーツを埋め込みます。
なので、穴も3.0mmのドリルをセットしたピンバイスで開口。


ザクI製作中


ここで、少々工夫をしていきます。
ドリルで開けただけの穴では、縁部分の角が立ち過ぎて見えるので、こんな感じのビット(モーターツールの先端)で角を落としてあげます。
モーターツール自体は使わず、ビットを縁にあてがい、手でくるくると回転させるだけでじゅうぶんです。


ザクI製作中33


そうすることで角が落ち、テーパーが生まれてくるわけです。
ちょっと見にくいですが、こんな感じになりました。



ザクI製作中32


これにOボルトを埋め込み、流し込み接着剤で固定します。
この工程を左右両方のショルダーアーマーに施して、今回の作業は終了です。

ちなみに、ランバ・ラル専用の旧ザクのショルダーアーマーですが、ラインとモールドが入っているのは左肩のみで、右肩はノーマルタイプのショルダーアーマーになっています。
ランバ・ラル機をつくられる際は、その点にご注意ください。




それでは、前回お約束しました、今回つくろうとしている機体の仕様について、ヒントを公開しましょう。



ヒントは……「 狼 」!



ちなみに、狼は狼でも、白い狼ではありませんよ。


おわかりになりました?
ガンダム好きなら簡単でしょうか。


今日はここまで。
次回へ続きます。