GWも終わっちゃいましたね。
書きたいことがたくさんあるのですが、とりあえず九州旅行の記事の続きを。
山口湯田温泉古稀庵を出発。
壇ノ浦サービスエリアで休憩、関門海峡を渡って九州へ。
約3時間で到着した由布院では残念ながら雨でした。
前回来た時も雨が降ってはいたけれど、湯の坪街道や金鱗湖には人がいなくて
とっても風情がある感じだったのですが…
今の由布院は若者が喜びそうようなお店がたくさん出来ていて
外国人の方たちで混みこみでした
由布院温泉を訪れるのは3回目。
30年くらい前、愛媛県宇和島での法事のあとにフェリーで九州に渡り
泊まったのが亀の井別荘でした。
その静かな佇まいと、宿泊客専用の談話室、そしてベッドの寝心地の良さに
感激してお宿巡りをするようになりました。
趣のある茅葺き門の亀の井別荘の入口。
この先は宿泊者専用で、敷地は1万坪もあるそうです。
お食事処の湯の岳庵で、ランチのビフテキ丼を頂きました。
金鱗湖周りを少しだけお散歩。
由布院駅発着の観光辻馬車。
由布岳を背景に、大分川に沿って咲く桜と菜の花が綺麗でした。
本当は青い空と由布岳と桜を撮りたかったけれど、雨が止んでくれただけ
よしとします。
昨年末に予約を取る時、由布院温泉でのお宿はものすごく迷いました
一番候補は山荘無量塔でしたが、残念ながら和洋室の希望の部屋が満室。
その他にも泊まってみたい宿がたくさんありましたが、最終的に決めたのは
由布院を望む広大な敷地に趣の異なる10棟の離れが建つ
客室すべてに源泉かけ流しの半露天風呂が付いている温泉宿です。
もちろん私の大好きな「談話室」もありました。
「一壺天」とは…壷の中に入って別世界の楽しみを得たという、
後漢書の故事から名付られたそう。
離れの客室の他、談話室やフロント、お食事処もすべて別棟になっています。
この宿は和洋折衷+アジアンなインテリアなのね~と思っていたのですが…
シャンパンや珈琲を飲みながら、好きな本や雑誌を楽しめる「談話室」
この談話室に入って気づいたのですが、このお宿は韓国系??
室内にある屋根や建具が韓国ドラマでよく観かけるような感じ。
宿の方に聞いてみたところ、設計は日本の会社だけれど、
温泉宿が集中する由布院の中で差別化を図るために、韓国のデザイン要素を
取り入れたそうです。
客室棟毎に和風、韓国風、洋風と趣が違うらしい。。
私達が泊まったのは、テラスや露天風呂からも由布岳を望むことの出来る
和洋室の「伽羅」というお部屋でした。
天井も高くてよかったけれど、せっかくなら思いっきり韓国風インテリアの部屋を
体験してみたかったような気もしたりして。
由布岳を望む貸切露天風呂に入って、談話室でシャンパン。
1年の疲れが取れるよう。。
こちらのお宿、食事がとにかく素晴らしかった!
特にこの関サバいっぱいのお刺身の盛り合わせ
「関サバ」とは、大分県と愛媛県の間の豊後水道で捕獲されるサバのうち、
大分県漁協佐賀関支店に所属する漁師さんが一本釣りで獲るもののことだそうです。
引き締まった身、ぷりぷりの食感!
もう食べられない~というほど関サバを食べられるなんて、お刺身大好きな
身にとっては至福の時でした。
お刺身の段階でおなかがいっぱいになるなんて初めての体験
そのあとも色々お料理は出てきましたが、最後の豊後牛のステーキは
全部食べられなかった。もったいなかったなぁ^^;
和食の朝食も勿論大変美味しく、朝から3人ともお味噌汁をお代わりしてしまう
くらいでした。
最後のデザートは場所を移して、由布岳を眺めることの出来る談話室でゆっくり。
その後チェックアウト。
湯の坪街道にある山荘無量塔プロデュースのB-speskで、開店前から並んで
ロールケーキを購入。
(こちら帰ってから食べたけれど、私の一番好きなモンシュシュの
堂島ロールに匹敵するほど美味しかったです)
大分由布院から福岡博多までは九州自動車道で約2時間。
博多ではたつみ寿司で。
今回の旅では泊まったお宿の食事が2か所とも、思っていたよりもずっと
美味しかったのに本当に感激でした。
由布院ではお天気があまりよくなかったのが残念でしたが、
母は憧れの錦帯橋と桜の写真も撮ることも出来て喜んでくれたのでよかったです。
九州や四国中国地方の温泉には本当にいいお宿がたくさんありますね。
自分の備忘録のためにも、露天風呂と談話室のあったお気に入りのお宿を
載せておきたいと思います。
伊勢志摩 賢島温泉の「汀渚ばさら邸」
法事でよく行く道後温泉の「別邸朧月夜」
高千穂峡と共に訪れた黒川温泉の「月光樹」
出雲大社と共に訪れた長門湯本温泉の「別邸音信」