「外注する勇気」を出すのにすごく時間がかかった | 音楽活動を一生続けるためのヒント集 音楽専門カメラマン宮原那由太のブログ

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音楽専門のカメラマンとしてフリーランスをしている宮原那由太による、ミュージシャンのための音楽活動のヒント。
プロになるかならないかではなく、音楽活動をずっと継続できるように、「音楽を辞める」という選択をしなくて済むようなヒントを書いていきます。

「外注する」ということを最近覚えました。

それによって、僕の仕事は以前に比べて幾分かスムーズになりました。

 

 

 

 

今までは、仕事に関わる全てを自分で全部背負い込もうとしていました。

そして、それによって作業量は増加する一方で、時間がどんどんかかっていく。

時間がかかれば一つの仕事に集中してしまい、他の仕事の作業は進まない。

結果として、成果物はよいかもしれないけど、色々な人の締め切りを伸ばしてもらうという迷惑がかかり。

このままではいかんなー、とずーっと思っていました。

 

 

 

 

「自分が本当にやるべき作業はどれなのか」

「他人に任せられる作業はどれなのか」

という判断が、ずーっとつかないままだった気がします。

そして、「他人に任せる」というのは、実に勇気がいることだと思いました。

理由はいくつかありますが、

「的確な作業の指示が出せるかどうか」

「こんな値段でやってくれるのだろうか」

「ちゃんと成果物があがってくるのだろうか」

というのが主なところです。

 

 

 

 

でも、このような悩みって、

結局「自分に自信がない」ってことなんだなーって思いました。

自分に自信がないから、同じように他人も任せられるか不安。

自分に自信がないから、こんな内容のことをこんな値段で任せられない。

そういうことなんじゃないかなーって思いました。

 

 

 

考えに考え抜いた結果、「ライブとインタビューのカット割り編集は自分以外の人がやっても大丈夫じゃないか」という結論に達しました。

TwitterやFacebookでお手伝いいただける方を募集したところ、投稿から1時間もしないでそういう人が現れました。

データのやり取りなどは最初は慣れませんでした、何往復かしているうちに全然苦労しなくなりました。

 

 

 

 

結果、自分の作業時間を大幅に削減することができました。

 

 

 

 

なんでもかんでも自分でやろうとするから、色々なものに押しつぶされてしまう。

僕の場合は、東京に住んでいるし、クライアントさんと直接会いたいから、撮影はやっぱり自分でやりたい。

そして、一度できあがったものを修正するのはクライアントさんとのやり取りになるので、やはり自分でやるべき。

でも、撮った素材を一回編集して見れる状態にするのは、自分じゃなくて誰がやってもいいじゃないか、データでやり取りできるから日本全国どこにいる人にでも頼める。

ということで、今はライブの編集などはだいぶ他人に任せられるようになりました。

 

 

 

 

そもそも仕事量が増えてきているからというのもありますが、「外注する勇気」を持つというのは本当に大事なことだなと思います。